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スカルヘッズ2(メーシー、4号機)

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1998年(平成10年)にメーシーから登場したパチスロ4号機「スカルヘッズ2」



文字通り、「ドクロ(ガイコツ)=skull(heads)」をモチーフにした、ユニークなAタイプ4号機。

ボーナス図柄テンパイ時は、「コキコキッ」と骨の鳴るようなテンパイ音がする(妙に味わいある音)。同時に、リール窓下のドクロの両目も、不気味に赤く点滅。

業界初、「4種類のビッグボーナス(赤7、青7、ドクロ、三段BAR)」も、斬新な試みだった(従来は最高3種類)。各図柄ごとに、ビッグのファンファーレも異なる。個人的には、「赤7」時の音が好きだった。適度な技術介入性もあって、楽しめた一台だ。


しかし、このドクロキャラ(スカルヘッズ君)は、果たして「悪の化身」か、或いは「正義の味方」か。

「ドクロ」など、いかにも悪役めいているし、ホネホネ柄の黒タイツも、仮面ラ〇ダーの敵役キャラ「ショッカー」なんかを思わせた。

一方、キャラが赤7を握りしめる様子からは、「7を呼び寄せる、正義の味方」的なイメージも湧く。ベットボタン脇には、相棒と思しき「ホネホネ犬(?)」。これも、「ヒーロー物」にありがちな設定だ。ビッグ中の軽快なブルースロック調サウンドも、「ドクロ戦士・スカルヘッズのテーマ」と呼びたくなる
ような、アニメ主題歌的なノリに聴こえた(哀愁漂う、ジャックゲーム中のBGMも秀逸)。


そういえば、不朽の名作「黄金バット」も、やはりコワモテのドクロが、正義の味方だったな…。

果たして、この「スカルヘッズ」君のキャラ設定や、如何?
(メーカー小冊子を持ってる人は、何か知ってるかな)




★ボーナス確率

      BIG     REG
設定1 1/287.4   1/564.9
設定2 1/277.7   1/512.0
設定3 1/264.3   1/496.5
設定4 1/252.1   1/496.5
設定5 1/240.1   1/496.5
設定6 1/240.1   1/420.1


★リール配列

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★各役の払い出し表

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井の頭線・渋谷駅ガード傍のスロ屋(「スロットクラブエスパス2」)のフロアを徘徊中、たまたま遭遇したのが、本機との「なれ初め」。その後、新宿・歌舞伎町の「グリンピース新宿タワー店」でも打つ機会がたびたびあった。

当時は、職場近くの有楽町、赤坂見附、東銀座といったエリアでの勝負が多かったが、さらに新宿(学生時分の本拠)、渋谷、四ツ谷、飯田橋、神楽坂、高田馬場、溝の口、登戸、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘、町田などの「戦地」に足を伸ばす事もあった。仕事終りに、職場から直接タクシーで現地に乗りつける「愚行」を、頻繁に犯した頃でもある。

因みに、当時の業界はパチよりもスロに大きな勢いがあって、とりわけ、アルゼ(現・ユニバーサル)系の4号機が人気だった。私も、クランキーコンドル、クランキーコンテスト、タコスロ、サンダーV、バーサス、ゲッターマウスなど、小役狙いやハズシが効く技術介入機と、よく対戦したクチだ。

また、これらの先行機に鍛えられたお蔭で、「初見」の台でも、ある程度打って配列・制御を見れば、小役狙いのポイントやハズシ手順が、自ずとその場で掴めるようになっていた。
(攻略誌で自分の手順を「答え合わせ」する感じ)

だが、17年前、渋谷で本機を初打ちした時は、いつもと勝手が違って、少々苦労した事を思い出す。

余談だが、渋谷・井の頭ガード下の老舗「タイガー」も、この時期、井の頭線西口改札寄りの半地下に、店舗が移動していた(その後、暫くしてクローズ)。


左リールの何処を狙っても、小役を取りこぼしそうな配列。ドクロとBARの組合せ(6パターン)からなる15枚役も全リールでこぼし易く、「ガセ目」の原因になるなど、結構クセモノだった。リプレイ(ジャックイン)図柄も「赤7・プラム・プラム」「青7・プラム・プラム」「BAR・プラム・プラム」と風変わり。さらに、変則押し時は制御が変わり、小役をバンバンこぼす上に、さも入っていそうな出目が、平気でガセったりもした。


そんな感じで、当初は、本機の打法について、あれこれ「試行錯誤」を繰り返した。私は、リーチ目を多く覚えるタイプではなく、左リールに狙うポイントを決めて、簡単かつ確実にフラグ察知したい性分だった。また、「小役こぼしのガセ目」も大嫌いだったので、全役をフォローできて、ボーナス察知も容易な手順を見つけるのが、機種を問わず「至上命題」だった。


で、あれこれ試して辿り着いたのが、順押しで「左リール中段に青7(枠上ドクロ)」を狙う手順だ。
(結局は、オーソドックスな手順に落ち着いた)

ここを狙えば、2チェ、4チェ、ベル(8枚)、15枚、リプレイ何れも、こぼさず取り切れる。但し、1コマ早いと2チェを取りこぼす為、一応「ビタ」が求められた(1~2コマ遅く押す分には、問題ないが)。

このビタ手順は、毎ゲーム全リールに15枚役(ドクロ・BARの組合せ)を狙う煩わしさがなく、時間効率もアップする(ビタ自体が煩わしいともいえるが)。左がビタ停止なら、中、右は適当押し(順押し時、ベルはこぼさない)。1~2コマ滑ったら、中・右で15枚狙い。3~4コマ滑りはチェリーで、やはり中、右適当でOK。シンプルかつ効果的な打法であった。

左が1コマ滑って「ドクロ・プラム・青7」が出たら、「リプor15枚orボーナス」の3択で、ハズレ無しの「ちょいアツ目」(左の目押しが正確な場合に限る。大抵は、リプが揃うが…)。また、2コマスベリも、「ベルor15枚orボーナス(orハズレ)」という感じで、スベリにもアツくなれた。

また、左のビタさえ決まれば、チェリーのこぼしも無い。だが、成立時の「入り」に気付かない事もあって、チェリー付きのリーチ目(アト目)がいきなり出て、驚かされたりもした。



★★以下は、「左・中段青7(枠上ドクロ)」狙い時の、「小役回収打法」(KKK、DDT)の概説。


まず、左・中段に「青7」をビタ。左に青7は2つあるが、「枠上ドクロ」の方を狙う(枠上チェリーだと、15枚をこぼしてしまう)

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(枠上ドクロの青7を、中段ビタ)        (コチラを狙ってはダメ)                        



(A)そのまま止まった場合
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左・中段に青7がビタ停止なら、「ハズレorベルorボーナス」。残るリールは適当押し(オヤジ打ち)。ハズレかベルが大半だが、「0枚役」扱いのプラムが揃えばリーチ目(順押し時)。プラムは静かに揃うが、インパクト大。また、ボーナス図柄(赤7、青7、ドクロ、BAR)の組合せが中段に揃っても、鉄板となる(バケ濃厚)。

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順押し小役狙いを条件に、全ライン鉄板のプラム(0枚役)。変則押し、小役こぼし時はガセあり。    

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ボーナス図柄の一直線型も、全ライン有効のリーチ目。この中段揃いはバケ濃厚だが、BR成立後の「2チェこぼし」で出る事もあって、その場合はビッグの可能性も残る。


※さらに、以下の目、即ち、左・中段青7、中・下段ボーナス図柄」、右・中段ボーナス図柄」の形もリーチ目。

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(B)左が1コマ滑った場合
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1コマ滑って「ドクロ・プラム・青7」が出れば、基本的にハズレは無い(ハズれたら左の目押しミス。単なるハズレやチェリーこぼし時に出る)。目押しが正確なら、「リプor15枚orボーナス」の3択で、中リール上段には、1つしかないドクロを狙う。

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ドクロとプラムがWテンパイしたら、右は適当押しでOK。「青7・プラム・プラム」が右上がりに揃い、リプレイとなるケースが大半だが…

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右上段にプラムが来なければ、その時点でボーナス確定。無論、中段プラム揃いでも鉄板。なお、中リール上段にドクロを狙う限り、15枚成立時はドクロが「右下がり」にテンパイするので、この形で15枚こぼし(ガセ)となる事は無い(「右を適当押しでOK」としたのも、同じ理由)。

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ドクロが右下がりにテンパイしたら、「15枚orボーナス」の二択(結構アツい形)。右・下段にBARを狙う。ここで、ドクロを揃えたいからと、右にもドクロを狙うと、15枚をこぼしてしまう。

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BARが下段に止まれば単なる15枚、外れたらボーナス確定…大きな違いである。

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右はBARを狙っているから、この変則的な形から、ボーナスを察知する機会も多い。


※左「ドクロ・プラム・青7」からは、その他、ボーナスの一直線型、小V型、小山型のリーチ目が出る事もある。この場合は、バケ濃厚の一直線型と違って、BR共通目やビッグ限定目も多い。



(C)2コマ滑った場合
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左がここまで滑ったら、ほぼ「ベルor15枚orボーナス」(ハズレもアリ。チェリーこぼしが原因か?)。左のビタが正確なら15枚も無いので、ほぼ「ベルorボーナス」だが、一応、中リール中段に、ドクロを狙う(ドクロがテンパイしたら、右にBAR狙い)。

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大半は、このようにベルが普通に揃うが、ハズれればアツい。0枚役のプラムが揃ってもOK。



(D)3コマ滑った場合
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3コマ滑れば4枚チェリー(角チェ)。中・右適当打ちでOK。大半は、「BR未成立」の4チェだが…

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成立時の入りに気付かないと、こんなチェリー付きのボーナス対角目(アト目)で察知する事も。



(E)4コマ滑った場合
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2チェ(中段)。中・右リール適当打ちでOK。


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形によってはリーチ目の「3連チェリー」。NG型もあるが、上の形は必ず入っている。但し、こちらも「アト目」。できれば、これを拝む前にフラグ察知したい。



※ボーナスフラグ察知後の1枚掛け・BR判別手順(一例)

(1)
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フラグ察知後、1枚掛けで、右リール中段に「BAR」を狙う(多少早くても引き込む)

(2)
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BARが中段に止まったら、左リール中段にも「BAR」を狙う(ビタでないと、判別は不可)。そのままBARが停止して「ハサミテンパイ」になれば、ビッグ確定。

(3)
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一方、BARの4コマ上にある「青7」がスベッて来たら、バケ。正確なビタ押しが試される判別。






★★ビッグボーナス中の「リプレイハズシ」について★★


本機のハズシはビタ不要(2コマハズシ)なので、手順はさほど難しい方ではない。
但し、枠内ではなく、「枠下」にBARを狙うので、慣れないとミスる。代わりに「青7」を上段or枠上に狙う方法もあるが、左に2つある青7を取り間違えると、ハズシ失敗となる。


・1,2回目の小役ゲームは順押しで、上記した「小役回収打法」を実行。まぁ、15枚が大事なので、チェリーは無視しても問題ない。左中段に青7を狙い、左枠内にドクロが止まったら、中・右で15枚狙い。その他は順押し・オヤジ打ちで十分。

・3回目に入ったら、「中押し」に切り替える(別に、逆押しでも良いが)。最初に狙うのは、中リール上段に、1個しかない「ドクロ」。

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(1)そのまま止まった場合
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目押しが正確なら「ハズレorJACIN」だが、目押しミス時の15枚役の可能性も考えて、右・上段にBARを狙う。15枚がテンパったら、左・上段にドクロを狙う。

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プラムが左下がりにテンパったら、JACIN確定。左・枠下に、1つしかないBARを狙って、リプレイを外す。1コマ遅くてもOKだが、逆に1コマ早いと「BAR・プラム・プラム」が斜めに揃ってジャックインしてしまう。「絶対早めに押さない」のがコツ。

また、枠下BARが見づらい場合、BAR4コマ上の「青7」を、枠上・上段に狙ってもよい。但し、左に青7が2個あるのが難点(もう一方の青7ではハズシ不可)。BARを見つつ、通過直後の青7を狙うのも、一つの手。

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ハズシ成功!左リールは2コマの余裕アリ。



(2)1コマ滑った場合
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中リール中段にドクロが来たら、15枚役が取れる形だ。右・中段にBAR、左・中段にドクロを狙い、15枚ゲット。

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15枚役は、意外と出現機会が多い。コボシ厳禁。



(3)2コマ滑った場合
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この上段ベルは、目押しが正確なら、ほぼベル確定。但し、目押しミス時の15枚を考慮して、右・下段にBARを狙う。BARが止まったら、左にもBAR狙い。左に「ドクロ」を狙うと、チェリーを蹴って15枚を取りこぼしてしまう。

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大抵は、このように、右・上段にベルが停止する。上段ベルテンは、必ずベルが取れるので、取りこぼさぬよう、左・上段に1つしかないBARを狙う。

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ビッグ中のベルは10枚。適当押しで取りこぼすと勿体ない。左上段にBARをキッチリ狙う。



(4)3コマ滑った場合(or1コマ早い場合)
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中リール中段ベル停止時は、「ハズレorベル」。右は適当押し(オヤジ打ち)。


中⇒右でベルがテンパったら、やはり左・上段BAR狙い。ベル非テンパイなら、左は適当押し。
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ベルのテンパイ形は様々。ただ、テンパイして必ずベルが揃う訳ではなく、ハズレもある。


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ベルゲット!左にBARを狙ってべルハズレなら、単なるハズレ(取りこぼしではない)。



・残り「9ゲーム」になったら、再び順押しに切り替えて、小役回収打法(15枚狙いでOK)を行う。

・ハズシ使用時は、適当押しと比べて、平均+30枚程の獲得アップが見込めた。「400枚超え」が、一つの目安。15枚とベルのヒキがやたら強く、500枚に届いた事もある。




★設定判別(スロマガ手順による)

本機は、小役減算値の差を利用した、ビッグ後の設定判別が可能。

個人的には、アフター5実戦が多く、露骨な高設定は他人に押えられていた事が大半。それでも、出方が良く判別したら、5以上が落ちた事もある。

※減算値…設定1~4=99 設定5=100 設定6=102

(1)5以上判別
・ビッグ後クレジットを落として、32枚投入(CR表示29)
・そのまま1P消化
・5枚手入れ
・11枚手入れ
・その後は11枚手入れを繰り返す
⇒ビッグ後76P目以降、CR表示「30」の時が判別プレイ
⇒判別Pの小役出現率が、35%以上なら設定5以上。20%以下なら設定4以下。

(2)6判別
・ビッグ後クレジットを落として、32枚投入(CR表示29)
・そのまま1P消化
・3枚手入れ
・9枚手入れ
・11枚手入れ
・その後は「9枚手入れ⇒11枚手入れ」を繰り返す
⇒ビッグ後36P目以降、CR表示「30」の時が判別プレイ
⇒⇒判別Pの小役出現率が、35%以上なら設定6。20%以下なら設定5以下。


※判別対象小役⇒2枚チェリー、4枚チェリー、8枚、15枚

※手入れ…所定枚数を手に持ち、「そこから2枚投入⇒1ベット」を繰り返す。最後、手持ちが1枚になるので、「1枚投入⇒2ベット」で1サイクル終了。手持ちのコインがなくなったら、再び所定の枚数を手に取って、手入れを再開する。


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