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コンチネンタルI(瑞穂、3号機)の攻略誌投稿ネタ(1991年)

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※コンチネンタルIのコキコキセット過去記事はコチラ
http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/dafafea72905b1116b1587f88c93c906

※コンチネンタルIのチェリー抜き攻略過去記事はコチラ
http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/e70016f748313190cf793e946b5f8b6c




今回は、1991年(平成3年)暮れ、私が某・攻略誌宛に送った、瑞穂3-1号機「コンチネンタルI」の「投稿ネタ」を紹介したい(翌1992年3月の発売号にて掲載)。




(瑞穂3-1号機「コンチネンタルI」、1990年登場)


言わずと知れたビッグの香ばしい連チャンで、一躍ホールの人気者となった3号機の「代表」といえる機種である。ただ、ネタの投稿時期は、新台から既に1年ほど経った頃で、内容的にはさほど「新鮮」ではなかった。


当時、コンチIはマイホの新宿を中心に長期間打ち込んだ機種だった為、遅まきながら「まとめ」的な意味で、いつも買っている某誌に送ってみた。それが、運良く「採用」となった次第(レポート用紙4枚に手書きした内容が、縮小されてそのまま載った)。編集部コメントでは、「全体的によくまとまっており、かつ実践度も高い」と好評を頂いた。

掲載後は、投稿料(攻略手当)として金「8000円」也も受け取った。まぁ、金額的に大したことはないが(それでも、当時の私にとっては嬉しい額)、自分の書いたスロネタが初めて雑誌に載ったので、8000円以上の価値は十分あったと思う。

実は、この話題には、以前も触れた事がある(ご記憶の方もいるだろう)。ただ、その時は記事を写した小さな写真を添えて、投稿内容を簡単に振り返ったのみ(写真入りで「リーチ目集」も載せた)。

今回は、その「完全版」という形で、当時私が実際に書いた文面を、ほぼそのままアップした(誤字・脱字は修正)。


なお、文中に出てくる「出目」については、ビジュアル的に判り易くする為、文字のみで作成した出目を、全てイラストに差し替えてある。また、あらためて投稿を読み返した所、補足すべき点も幾つかあったので、「★補足★」の表記を付けた上で、適宜内容を追加した。


それにしても、当時は液晶画面、連続演出、派手な台枠フラッシュや告知ランプ等も一切なく、「リーチ目」(機種によってはズレ目)や、リールの「スベリ」といった事象のみで、ボーナスフラグの成立を察知していた。
(1.5号機では、「遅れ」や頭上のパトランプの半回転などで、ボーナスに気付くこともあった)

今思えば、それらはシンプル(悪く言えば「地味」)ではあったが、逆にそれが「刹那の興奮」となって、スロ本来の面白味も、グッと凝縮されていたように思う。やはり、「トッピングが派手なら美味」という訳ではないだろう。

私自身、そうしたリールや出目の「異変」でボーナス成立に気付く事自体が、何より楽しく思えたクチである。「勝ち負けなどどうでもいい。あの香ばしい一瞬を何度でも味わいたい!」といった思いが、パチ屋・スロ屋に足を向かわせる大きなモチベーションになっていた。


まぁ、それはともかく…90年代初頭の学生時分、講義そっちのけでスロにハマり続けた「結晶」ともいえる、拙い投稿ネタをご覧頂きたい。




(投稿時のタイトル)

「コンチネンタルIを無駄なく打つ法」

(本文)

まず、私が何故この”方法”なるものを書いたかと言えば、コンチを打っている人の中に、ただひらすら7かBARを目押ししている人がいるからです。

何の得あって、そんな無駄な労力を使うのか…両ボーナスのフラグが立てば、7やBARを目押しせずとも、コンチ独特の「スベリ」でその判別がつくはずです。

また、コンチのスベリは、チェリーとの絡みで偽物のスベリとなることがある、という人がいますが、これも、ある事をすれば問題解消されます。

とにかく、コンチに左リール以外の目押しは通常は必要ないのですから、以下に説明する方法で、残る命もあと僅かのコンチを、スムーズに打ちつつ楽しめれば、と思う次第です。

★補足★
「残る命もあと僅かのコンチ」…コンチIが違法改造により「検定取り消し」の処分を受けたのが、1991年11月。そうした投稿時の状況を踏まえた上で、上記表現を使ったのだろう。
(補足ここまで)




・コンチの目押しは通常左リールのみ必要。では、左リールは何を狙うか?
⇒チェリー(どのチェリーでも良い)…何故?

チェリーを左リールに狙うのは、(1)チェリーのフラグは持越しが無い (2)チェリー絡みが原因の「似非スベリ」を無くす の2点が理由となります。常にチェリーを狙えば、上記のように合理的なプレイが楽しめるでしょう。また、チェリーはピッタリと狙う必要はなく、”大体こんな感じ”程度でいいと思います。

・どこに狙うか⇒左リール枠上(大体)


次に、出目別の説明をします。大体の要領で目押しをすると、主に以下の出目になると思います(左リールであることは言うまでも無い)。

★補足★
左リールのいわゆる「ノーチャンス目」(「オレンジ・7・オレンジ」と「オレンジ・BAR・リンゴ」)は除外してある。また、チェリーをこぼす位置の左「7・オレンジ・BAR」も含めていない。
(補足ここまで)


    ①                 ②            ③            ④
          

   ⑤           ⑥           ⑦
      

※⑤は100%のリーチ目の為、説明を割愛


①、②の場合、通常は何の特徴もないが、ボーナスフラグが立つと、中リールにおいてベルがスベッてテンパイします。この時、、右リールでベルが外れればボーナス、ベルが揃うとOUTです。(中・右リールに目押しの必要なし)

        ①                      ②     
 
  
           右リールのベルがはずれてリーチ目

★補足★
①の「上段ベルスベリ」には、チェリーこぼし時の「ガセスベリ」もある(中リール中段にチェリーを引き込む制御が、ベルのガセスベリを発生させる)。なお、投稿では「左にチェリーを狙う」としており、必然的にチェリーこぼしのケースは減る。
(補足ここまで)



③の場合、フラグ(以下、ボーナスフラグをこう呼ぶ)が立つと、中リール上段にBARがスベッてテンパイするか、ベルがスベッて来ます。左リールでチェリーを狙った訳ですから、上段BARスベリのテンパイは、チェリー絡みの偽物ではありません。ちゃんとフラグが立っているはずです。
(中・右リールに目押しの必要なし)

 ③

                        ベルハズレでリーチ目

★補足★
右のベルのスベリテンパイは、中リールのベルの下が「BAR」だとノーチャンス(BARのテンパイを蹴って、ベルがテンパイした形だから)。唯一、中リールがスベッてもアツくない瞬間だった。

また、投稿では、何故か「中段リンゴのスベリテンパイ」に触れていない。コンチ打ちなら誰もが知る有名なリーチ目だが、明らかに「ケアレスミス」。


右リールは、リンゴが揃っても外れても、鉄板のリーチ目となる(二確)

(補足ここまで)




④の場合ですが、必ず見かけるのが、中リール中段にもBARを狙う人です。こんなことをいちいちする必要など、ないと思います。フラグが立てば、中リール中段チェリーがくずれ、リーチ目が出るので、一瞬にして判別ができるはずです。(当然、左リール以外の目押し不要)

 ④

  

    etc

★補足★
かなり「はしょって」書いてあるが…制御上、フラグ未成立で左上段にチェリーが止まった時は、必ず中リール「中段」にチェリーが来て、連チェリーとなる。一方、フラグ成立後は、この制御が崩れて、中リールの上段や下段にチェリーが来たり、リンゴとの「複合役」になったり、中リール枠内にチェリーが止まらなかったりする。いずれも100%のリーチ目だ。もちろん、中リール中段にBARを引き込める範囲で押せば、BARがスベッて中段にテンパイ。
(補足ここまで)



⑤は省略

★補足★
⑤の「中段単チェリー」は、問答無用でリーチ目の為、ここでは割愛。投稿の趣旨は、あくまでもリールの「スベリ」で、ボーナスフラグを察知するのが目的だったから。
(補足ここまで)



⑥はチェリー絡みの7ですが、フラグが立つと、中リール上段にオレンジがスベッてくるか、中リール中段に7がスベッてテンパイするはずです。また、どちらも引き込めない場合は下段単チェリーとなりますが、あんまり判別の役には立ちません。(中・右リールに目押し不要)

 ⑥



★補足★
ここでの上段オレンジテンパイは、スベリが伴えば鉄板だが、ビタだとガセもある。ボーナス未成立の場合、ここで右上段もビタでオレンジを狙うと、単チェリーとの複合役(10枚)で揃う。また、左下段チェリーで連チェリーが崩れた形は、複合役こぼし時にも出るので、信頼度は高くない。
(補足ここまで)



⑦は、フラグが立つと、中リールの(1)上段にプラム、(2)中段にオレンジ、(3)中段に7のいずれかがスベッてテンパイします。しかし、(1)のプラムテンパイは結構ガセもあるので、信頼度は低いと思います。

 ⑦

     
右リールプラムハズレでリーチ目      右でオレンジが揃っても外れてもリーチ目


7がスベッてテンパイすればリーチ目

★補足★
上段プラムのスベリテンパイハズレは、しばしば「鉄板リーチ目」と紹介された。また、制御からみても、確かに「入り目」扱いとなっていた。しかし、実戦ではどういう訳か、明らかにスベリテンパイしたプラムが外れたのに、次ゲームであっさりスカされる事があった(単なる錯覚とは思えない頻度で)。詳細は不明だが、ひょっとして、スベリコマ数で信頼度に差があったのだろうか…。

なお、左がこの形で「中段オレンジ」を揃える場合、ボーナスフラグ未成立時だと、中・右リールともに、「ビタ」でオレンジを中段に狙わないと揃わない(引き込み制御無し)。

因みに、3番目の「7テンパイ」の形は、スベリを伴わなくても、左が「つなぎ目の7」ならば、テンパイした時点で2確目となる。

(補足ここまで)



以上のように、ビッグorレギュラーボーナスのフラグが立てば、左リールの目押しをしっかりやるだけで、適当に押している中リールに特徴が出るので、目押しをせずとも判別が出来る訳です。つまり、コンチはチェリーを目押しするだけで、無駄を生じずに安心して打てるということなのです。

                        ―以上―


P.S 余談ですが、ボーナスフラグの立ったのを確認したら、そのゲームではボーナスを揃えずに、次ゲームには2枚掛けで以下のようにしてプレイすると、どちらのボーナスか判別できます。

① 2枚掛けで左リールに「チェリー・BAR・リンゴ」を狙う。
② 右リールの中段に7を目押し。
③ 「BAR・?・7」の形から、中リールにBARを目押し。BARが止まればビッグ、外れたらREG。

 ①                           ②   
     


   
          BIG                       REG

★補足★
要は、2枚掛け・ハサミ打ちで、中段ラインに「BAR・BAR・7」の形を狙って、そのまま揃えばビッグ、中リールでBARが逃げればバケ…ということ。変則打ちした場合、REGフラグ成立後でも、中段にBAR・7がハサミテンパイする特性を利用した。
(補足ここまで)


そして、惜しくもREGの場合には、リンゴ抜きをしましょう。
(連チャン中の時は、止めた方がいいんじゃないかと思う)

① 3枚掛けで、チェリー、BAR、リンゴを毎回狙う。
② 右リールで7・BARを外して、かつ、リンゴを上段or下段に狙う。
③ 中リールに、チェリー・リンゴのかたまりを狙う。
④ リンゴのフラグが立っていれば③、立っていなければ④のようになる。

 ①                        ②
   



   



    


※リンゴ抜きは、うまくいけば大連チャンフラグの抽選に当るかもしれない



★補足★
後半の「リンゴ抜き」は、全くの「自己流手順」(ハサミ打ち)を書いてあるに過ぎない。実際は、ハサミ打ちよりも、順押し手順でリンゴを狙った方が、容易かつ確実だった。

また、リール制御上、REGフラグ成立中、左上段にチェリーを止めるには、左に2個あるチェリーのうち、「つなぎ目から遠い方」のチェリーを狙う必要があった。
逆に、つなぎ目付近にあるチェリーを左上段に狙うと、2コマスベッて「オレンジ・7・チェリー」で停止する。これでは、オレンジと単チェリーの複合役(10枚)しか狙えず(「オレンジ抜き」)、リンゴと連チェリーの複合役(11枚)よりも、1枚分減ってしまう。
つまり、毎ゲーム適当にチェリーを狙っていたのでは、約「2回に1回」の割合でしか、左上段にチェリーが止まらなかった。投稿では、こうした細かいポイントには、触れる事ができなかった。

但し、「(大)連チャンフラグの抽選に当る」までリンゴ抜きを使う手法は、コンチIの「100ゲーム高確Ver」で、実際に使える技だった(連ゾーン中は、通常時、小役ゲーム共に、「2枚掛け」消化が有効)。REGフラグ成立中に「1/4096」の連チャンフラグにヒットすると、バケがビッグに変換される「怪現象」が発生して、連チャンがスタート。

当時(1991年末)は、そうした具体的な仕組みが攻略誌でおおっぴらに紹介される前だった為、採用のポイントになったかもしれない。

但し、私が書いた「リンゴ抜きと連チャンフラグ」の関係は、あくまでも実戦や当時の「噂」から思い付いたに過ぎず、どこぞの攻略会社(キャ〇ツタイ〇スなど)から、具体的なネタを仕入れた訳ではない(笑)。

(寸評では、「レギュラーボーナス時の小役抜きの方法も、、目押しができれば、ある程度価値があるものだろう」と書いてあった)。
(補足ここまで)





さてさて、こんな内容で金8000円也とは…果たして、高かったのか、安かったのか?




★追記(2015.8.3)獣さん

はい、仰るような特徴がありましたね。以下、⑥を例にとって説明します。

コンチIには通常時の小役フラグが4つあり(A~D)、そのうち小役Cが「チェリー、単独オレンジ、単独リンゴ、チェリー+オレンジの複合役」の共通フラグです。
(Aはベル、Bはプラム、Dはチェリー)

小役C成立時、左リールに⑥の「オレンジ・7・チェリー」が止まった場合、中・右のオレンジをビタで狙うと、必ず複合役が揃います。但し、中・右は引き込み制御がなく、ビタは必須です。

よって、右リールのオレンジをビタで狙って外れた時は、「通常時の小役C」が否定されます。

また、小役Dはチェリーの単独フラグですが、通常時は必ず「連チェリー」(中リール中段にチェリー停止)となる為、⑥の形からオレンジがテンパった場合(必然的に単チェリーとなる)、「通常時の小役D」の可能性もなくなります。


一方、ボーナス成立中も小役フラグはA~Dの4種類あって、毎ゲーム、何れかの小役フラグが必ず立ちます。また、A~Dいずれもチェリーを含む為、左枠内にチェリーを狙えば、(制御の問題はありますが)毎ゲームチェリーが揃います。

特に、⑥「オレンジ・7・チェリー」の形は、左リールのテーブル制御により、毎回停止させる事が可能です。

また、ボーナス成立後は、小役A~Dのいずれの場合も、「連チェリー」の制御が働かない為、下段単チェリーも頻繁に出るようになります。

したがって、「オレンジ・7・チェリー」から中リールでオレンジがテンパイしても、必ずしも複合役とは限りませんので、右をビタで狙って外れる(単チェリーとなる)ケースが多発します。

以上の事から、⑥の形からオレンジがテンパイして、右のオレンジをビタ押しして外れた場合、「ボーナスフラグ成立後」という事になります。

(追記、ここまで)


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