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銀河伝説R(テクノコーシン、4号機)

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2000年(平成12年)にテクノコーシン(旧・興進産業、その後ラスター⇒破産)から登場した、純Aタイプ4号機「銀河伝説R」。


筐体のデザイン(下パネルの文字や色合い)が、妙にカッコよく見えて好きだった。ただ、当時は「アレ」も多かったが…(⇒後述)。



(ボーナス確率)



(払い出し表)




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「銀河」といえば、旧・興進産業時代の「デートライン銀河」※が有名であるが、そんな由緒ある名を冠した本機は、まさに同じ流れを汲む「末裔」。台の雰囲気こそ、だいぶ変わったが…。
※ 2-2号機…デートライン銀河 3-1号機…デートライン銀河II


また、「デートラインシリーズ」※の一連の系譜で見れば、本機は「デートラインテラ3」(テクノコーシン名義による4号機第一弾)の後継機に当たる。

※ 1号機…ニューデートライン 1.5号機…デートライン21 2-1号機…デートラインZ-1

余談だが、この「銀河伝説R」の機種名を付けたメーカー担当者は、歌姫・中森明菜のファンだった可能性もある(未確認)。ピンとこない人はググりましょうね…。


役構成では、ビッグボーナスが「赤7」「青7」の2種類を採用(当時のテクノコーシンは、ツインビッグが定番)。他社の7図柄とは一風変わった、一目みて「テクノコーシン」と思わせるデザイン(フォルム)だった。


また、先行機「スターゲートX」「月夜の鷹姫(S)」「ビッグボーダー」等で注目された、「アイラインナビ」(リール間の小さなLEDで成立役ナビ)機能も健在。本機では「スターダストフラッシュ」と呼ばれ、多彩なフラッシュパターンが特徴だった。


リーチ目については、ハサミ打ちがシンプルで判り易かった。また、ビッグ中の小役狙いとリプレイハズシの効果も高く(適当打ち比でプラス60枚以上)、適度な技術介入性もウリだった。
(先行機種と比べると、目押しの難易度も低くなった)


但し、本機は結構なマイナー機扱いで、設置の少なさが難点であった。幸い、私は東京・町田の「PIA町田」(現存)と、富山市の某店(コチラも現存するが「アレ」を多く置いていた為、実名は伏せておく)で、実戦機会に恵まれた。



(通常時のゲーム性)

(1)スターダストフラッシュ(アイラインナビ)

左・中リールと中・右リールの間に、小さなLEDランプが縦に3個づつ並ぶ。このLEDが多彩なパターン(8種類)で点滅、成立役を示唆してくれた。また、ボーナス成立後は、フラッシュ発生率が約5倍アップする為、連続でフラッシュするとアツかった。

また、先行機ではハズレ時にも出たフラッシュだが、本機では小役以上が確定(小役ハズレでボーナス)。主なフラッシュのパターンは、以下の通り。

・メテオフラッシュ…上⇒中⇒下の順でフラッシュ。リプレイ(orチェリー)対応。
・パラドックスフラッシュ…下⇒中⇒上の順でフラッシュ。8枚役(プラム)対応。
・ドラフトフラッシュ…上⇒下が交互に2回づつ点滅。チェリー対応。
・フリッカーフラッシュ…上下⇒中が交互に3回づつ点滅。12枚役(スイカ)対応。

(註…対応役ハズレで「入り」となる。但し、チェリー(2枚)は左、プラム(8枚)は中で取りこぼす為、要・目押し。一方、払い出しの多い12枚役のスイカは、取りこぼす事がない)


これらの基本4パターンに加えて、光り方が派手な「ロングフラッシュ」も4種類存在。例えば、「下⇒中⇒上」の順でフラッシュした後、中段が3回点滅すれば、ボーナスの可能性が大幅にアップする(確定ではないが)。他のパターンも、基本フラッシュより長く続く為、区別し易い。


(2)ハサミ打ちのシンプルなリーチ目

当時のテクノコーシンお得意ともいえる、多彩なリーチ目が存在した本機。一方、ハサミ打ちをした場合は、非常に単純明快な「法則」が生まれる為、ボーナスの察知も容易となっていた。

その法則とは、「ハサミ打ちで、ボーナス図柄が左右対角(中段でもOK)に止まったら、小役と同時テンパイなら小役ハズレ目に、小役ノーテンなら二確目になる」という事である。まぁ、平たく言えば、ボーナス図柄がハサミテンパイとなり、小役が揃わなければ入り、という事だ。

したがって、通常時はチェリー狙ってハサミ打ちを行い、プラムが左右でテンパイした時だけ、中リールにプラムを狙えば、アツい「ボーナスハサミ目」がガセる事はなかった。

もちろん、順押しでも、オーソドックスなリーチ目が楽しめる仕様だ(ボーナス図柄の一直線型、山型、谷型、L字型などが有効。但し、一部のNGパターン※もアリ)
(※例えば、左・中でボーナスと小役がWテンパイした時、その小役をハズす為に1コマずらした結果、ボーナス図柄が一直線となった場合は不可)


(3)リール下の3桁デジタル(7セグ)でボーナス示唆

全リール停止後に、リール下の7セグデジタル(3ケタ)が変動を開始すると、ボーナス成立のチャンス。変動しただけでアツいが、最終的に「333」「777」が止まればボーナス確定。7セグの確定アクション発生後は、告知ランプが必ず点灯。


(4)小さいが、存在感があった告知ランプ(銀河ランプ)

リール窓右には、独特なデザイン文字で「銀河」と書かれた小さなランプがあり、ここが光ればボーナス確定となる。上記「デジタル演出」でボーナスが確定した時や、「準備目機能」と呼ばれる演出発生時には、必ず告知ランプも光る仕組み。


(5)準備目機能

本機で独特ともいえるのが、この「準備目機能」であろう。全リール停止後に、リール間にあるLEDの「中段ランプ」が青点滅を繰り返すと、その時点でボーナスが確定。しかも、この演出が出たら、次のプレイを1枚掛けでカラ回しすると、ほぼ確実に、成立したボーナスが揃うようになっていた(小役が揃ってしまうこともあるが…)。ビッグでもレギュラーでも、ちゃんと揃うのがミソ。当時、このテの「カラ回し準備目」は各機種に存在したが(それを探し出すマニアもいた)、わざわざ正式な演出付きの機能にしてしまう辺り、メーカー側の「遊び心」を感じる。因みに、実戦においては、連チャン中に準備目演出が出たら、一枚掛けで回しっぱなしにして、下皿のコインをドル箱に移したりもできた。ただ、ノーマル台の場合、BRどちらのボーナスか判らないのに下皿をすっかり空にすると、運悪くバケの方が揃って、すぐ下皿が呑まれる事もあったので、ある程度はコインを下皿に残すのも「コツ」であった。




(ビッグボーナス時の打ち方)

ビッグ中は、メイン役のチェリーが、通常の2枚役から「5枚役に昇格」。しかも、2連チェリーなら10枚、3連チェリーだと15枚がゲットできた。

きっちり目押しすれば、左が中段チェリーなの時は15枚(3連)、角チェリー時は10枚(2連)で取れる仕様で、各リールでチェリーの目押しは必須であった。これが、ビッグ中、最大のポイントともいえる。

同じくメイン役のスイカ(12枚役)は、順押しorハサミ打ちなら、全リール適当押しでも取りこぼしは無い(通常時と同じ)。

一方で、8枚役のプラムは、中リールのみ取りこぼす可能性があった。但し、ビッグ中のプラム確率は1/163.8とやや低く、さほど気にしなくてもよかった(「銭っ子」なら、こぼしてはダメ)。



ビッグボーナス中は、テクノコーシンお馴染みでもあった、リール窓右の「小役ナビランプ」で、成立役を告知。

ナビランプは、「チェリー&プラム」と「スイカ」の2種類がある。もちろん、レバーオンで光った役が成立している。

・「チェリー&プラム」ランプ時は、左リール上段にチェリーを狙う。中段にチェリーが止まったら、中と右にもチェリーを狙い、15枚役の3連チェリーをゲット。目押しが正確なら、必ず15枚で取れる。一方、左リールの上・下段にチェリーが来た場合は、中リールにチェリーを狙って、右適当で2連チェリーの10枚を取る。なお、左にチェリーが出なければ、中リールにプラムを狙って、右は適応押し。

・次に、「スイカ」ランプが光ったら、全リール適当押しで、12枚役のスイカをゲット。スイカ発生率は1/5.46とけっこう高め。

・どちらのランプも光らなかったら、ボーナスインorハズレ。1,2回目の小役ゲームは、順押しジャックイン。3回目は、残り10Gまでハズシを行い、残り9Gから順押しに切り替えて、ナビ通りに小役を狙う。


さて、肝心のリプレイハズシ手順だが、まず、右⇒中の順で適当押し。リプレイが中段か下段受けでテンパイしたら、左リール枠内に「BAR」(二つあるが、どちらでも可)を狙う。BAR同士の位置が近い上、ハズシに10コマ余裕がある為、ここでの目押しは割と楽だった。

右⇒中でリプレイがテンパイしなければ、ハズレ確定なので、左は適当押しでOK。

なお、リプレイが「上段受け」になったらハズシは不可。但し、制御上、リプレイ上段受けとなる確率は、極めて低かった。


また、重要な点として、ビッグ中のチェリー出現率がポイントとなっていた。スイカ(1/5.46)とプラム(1/163.84)は全設定共通だが、最も出現率の高いチェリーには設定差があり、ある程度プレイ数をこなせば、設定判別で大いに役立った。当然、ハズレ出現率からの設定推測も可能。

※ビッグ中のチェリー確率
設定1・・・1/2.73 設定2・・・1/2.64 設定3・・・1/2.56
設定4・・・1/2.48 設定5・・・1/2.30 設定6・・・1/2.13




★実戦当時の記憶

冒頭でも書いた通り、私はこの時期、東京・町田の「PIA」で完全なノーマルを、富山の某大型店(アレを多数設置していた為、実名は伏せる。ヒントを挙げれば、私の大学の後輩に当たる、ラグビー日本代表選手の名字に似たエリア)で、明らかに「ひっくり返った」ヤツを打った。

当時、町田PIAは、地下フロアの一角に、本機を約10台設置。正直いって不人気なシマで、いつもガラガラ。好きな台に座れたが、ボーナス回数のズバ抜けた台もなく、どれを打っても、設定は似たり寄ったりの印象だった(ロボカードで、各台のデータチェックが可能)。

因みに、本機の背中には、山佐の大量獲得機「M771」が入っており、こちらも頻繁に打った。また、本機の傍のエスカレーター前には、平和の人気台「大江戸桜吹雪2」が並ぶ、円型シマもあった。

何を隠そう、私は元々、この「桜吹雪2」目当てで、ピア町田の地下に通っていたのだ。その際、たまたま近くのシマに並んでいた銀河伝説Rに遭遇した…という次第。

そうそう、この時期、ピア町田の地下には、DAIDOの「バッドボーイ」も1シマ入っていて、私は例の「10枚役狙い攻略法」が出回る前に、「ヒラ」でバッドボーイを何度か打っていたのだ。で、攻略誌に手順が載った翌日、意気揚々と朝から出向いたら、既にシマは閉鎖されていて、オイシイ思いは出来なかった。

全く関係ないが、同じ時期、トイレに近い反対側のシマには、岡崎産業の「ニュートラッド」もあったっけ。あれは、割と相性が良かったな…。

それと、ピア町田の最上階には、同じテクノコーシンの「ビッグボーダー」が入っており、地下と上階とをエスカレーターで往復するのが常だった。また、同じ最上階では、サミーの新台「カウントダウンファイヤー」の新規導入初日に、満席のシマでただ一人、大勝ちした記憶も残る(残りの客はほぼ撃沈。間違いなく、シマ一番の高設定台に座ったハズ)。



だが一方、2001年(平成13年)5月に敢行した富山旅打ちの際に、某店で偶然出会った銀河伝説Rのシマは、ピア町田のシマとは全く「趣き」が違っていた。

某店に入って、銀河のシマのデータランプを見ると、確か午後3時辺りだったと記憶するが、ストレート900オーバーとか1000ゲーム越えといったクソハマリ台が、シマにゴロゴロしていた。かといって、それを露骨にハイエナする客は見当たらない。出ていた台のビッグ確率を見ると、総ゲーム数2000回でビッグ25回とか、800ゲームでB15回とか、まぁ、どうみても、「アレ」な雰囲気に満ちていた。

そこで周りのシマをチェックすると、高砂の「ハローウィニング」とか、マツヤの「ピンクブー」に「ダイナマイトキッズ」、それに、新台で入ったと思しきテクノコーシンの「バイパー」など、何とも香ばしい感じのラインナップ。出玉状況や空き台のデータチェックの結果、どのシマも「アレ」の可能性が限りなく高い、と確信した。バイパーなんて、夕方前でビッグ40回とか出ていたし…。

ただ、その日は下見に徹する事にして(駅近くの地下にあったパチ屋で、CRモンスターハウスなんかを遊びで打った)、翌日、私は開店前から某店に並んだ。朝一、既に20人位の先客がいたが、彼らは開店するや否や、右端のバイパーのシマに駆け込んだ。

一方の銀河伝説Rのシマは、リセットモーニング狙い(?)と思しき客がチラホラ。ただ、私は前日の下見で狙いを付けた、「ハローウィニング」の方を選んだ(前日、シマ一番の絶好調台)。すると、100ゲーム手前で初ビッグを引き、これがビッグの4連。さらに、300ゲーム台でビッグを引き戻すと、ビッグオンリーで7連。8発目はバケだったが、「このペースなら、閉店時にはビッグ80回くらい行くかも」と期待したのだが、そこで連チャンが終わってしまい、結局、400Gほど回してヤメた。

その後、裏のピンクブーのシマで、安ゼニビッグ単発⇒即ヤメの後、待望の銀河伝説Rのシマに移る。すでに連チャン中の客が数人いたが、シマはそれほどこみ合っていない。どの台も200Gほど回っていて、リセモも期待できない。そこで、あえて前日のドハマリ台に座ったら、8000円で初ビッグ。これがショボいビッグの2連。さらに、全呑まれ後の追加4000円で、再びビッグ。すると、今度は運よく1ゲーム連を交えての、ビッグオンリー6連。投資分を回収してプラスになったので、連チャン終了ヤメ。

旅打ち初日の下見で、翌日に「アレ」を実戦…という危険な立ち回りだったが、しっかり宿泊費と食費、往復の交通費分を稼いだのだった。


そして、この時に見せた、露骨に「アレ」と思わせた銀河伝説Rの挙動こそ、通常時の「チェリー」である。そう、この店の銀河伝説Rは、言わずと知れた「チェリー前兆」モノであった。

文字通り、ボーナス成立前にチェリーが連続して揃うのだが、いきなりボーナスには繋がらず、数ゲームのハズレを挟んでビッグが入る。非常にシンプルなゲーム性だが、これが大連チャンの扉でもあり、一部の常連が病み付きになるのも、仕方ない事だろう。なお、1G連や速攻連チャン時には、前兆なしで揃う事もあった。

こうして銀河伝説Rを打ち終えた後は、ノーマルと思しきアルゼ「グランシエル」に座り、割とノンビリと閉店までモミモミ粘り、さらに2000枚の上乗せに成功。ビッグ中の複合役やハズレの出現率から設定も良さげに思えた為、最後に1枚コインを呑ませた状態でヤメ。

まぁ、有名プロである「しのけん」の仕込み術を真似ただけだが、「地方の大型店で設置台も馬鹿みたいに多いし、そのまま放置もあるかな…」と期待しての行動だ。だが、翌日の朝一に行ってみると、出目は同じで1枚掛け状態のコインだけが、しっかり消えていた。

で、グランシエルは「設定下げ」と判断して、例の「アレ」なシマをウロついたが、この日はどの台でもビッグは掛からず、結局前日の稼ぎから1万5000円ほど寄付して、某店を後にした。



そうそう、この旅打ちの「証」が何かないかと引き出しをガサゴソ探したら、この時に宿泊した「ホテルの領収証」が出てきた。需要があるか甚だ疑問だが、ここで紹介したい。






ちょっと見づらくて恐縮だが、14年前の2001年8月30日に、富山駅目の前にあった「ニューグランドイン・富山」というビジネスホテルに泊まった時の領収証。これが旅打ちの初日、つまり「某店」で下見をした日に当る。なお、このホテルは現存せず、跡地は「東横インJr.富山駅前」というビジホに変わった模様だ。あと、「有料放送」の欄は、若気の至りって事で…。

(C)Google
「ニューグランドイン富山」跡地…現在は「東横インJr.富山駅前」






で、コチラが大勝ちした日、つまり滞在二日目の2001年(平成13年)8月31日、やはり富山駅近くのビジネスホテル「ホテルルートイン富山」に泊まった際の領収書。シングル一泊6195円(税込)。二日分の宿泊費と交通費は、しっかりと「アレ」を中心に稼ぎ切った。まぁ、懐かしくもあり、有意義で満足のいく旅打ちだったと思う。

なお、地元の方の情報では、富山・某店の銀河伝説Rは、私が旅打ちに訪れた少し後に、撤去されてしまったという。実にいいタイミングで富山を訪れた事に対し、自分で自分に「敢闘賞」を贈りたい。


(C)Google
「ホテルルートイン富山」は、現在も営業



これは余談だが、銀河伝説Rの「アレ」を打った某店には、朝一で富山駅前から路面電車に乗って行った事を思い出す。初日(下見日)は路線バスで行ったのだが、「せっかく富山に来たんだし、路面電車に乗ろう」というノリ。店からけっこう離れた停留所で降りた後、しばらく歩いてお目当ての某店に辿り着いたのだった。

そして、上述の如く、ハローウィニングや銀河伝説Rの「アレ」で儲けた後、さらにグランシエルで勝ち金を増やしたが、勝負に熱中しすぎて、閉店近くまで何も食べていなかった。そこで、空腹を満たそうと、店内に設置してあったハンバーガーの自動販売機で、アツアツのチーズバーガーをムシャムシャやり、入口目の前の換金ブースで特殊景品を勝ち金に替えた後、タクシーを拾ってホテルに戻ろうとした。

で、表の大通りに出てみると、タクシーと思しき天井ネオンを灯した車が、バンバン走っている。これなら余裕と、手を挙げて一台止めようとしたが、どういう訳かサッパリ止まってくれない。

ひょっとして「乗車拒否か?」とも思ったが、しばらくすると、目の前を走り去るのがタクシーではなく、「運転代行」の車の群れと気付いた。

そう、夜11時近いこの時間は、飲み客などを自宅に送る、「運転代行サービス」の書き入れ時だった。それをタクシーと勘違いした私は、「代行」の文字や社名のネオンが付いた随行車に、ひたすら手を上げ続けたのだった。何とも、滑稽な光景である。

結局、30分~40分ほど同じ場所で待ち続けて、やっと「本物」のタクシーが止まってくれた。「たかがタクシー1台捕まえるのに、こうも苦労するのか」と、地方特有ともいえる事情を体感。まぁ、ある意味では、貴重な出来事だったと思う。



他にも、いろいろ書きたい事はあるが、そろそろエネルギーがヤバいので、今回はここまで。


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