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リーチ目シール再現(コンチネンタルII)

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昔懐かしい「リーチ目シール」。

出来る事なら「現物」が欲しいが、なかなか手に入れる
機会もないので、自分なりにどうにか「再現」してみた。

当時、このシールを台の頭上や手元に貼っておく店が多かった事は、
皆さんもよくご記憶だろう。お察しの通り、ユニバーサル3-2号機
「コンチネンタルII」のホール用リーチ目表である。



コンチネンタルII(ユニバーサル、1992年登場)

まぁ、コンチIIに限らず、ユニバ系全般の定番アイテムだった
そういや、以前、コンチIIIのリーチ目表を再現した事もあった。
(無論、他社の台も、このテのシールはごく普通に存在した)

↓↓コレ↓↓



「この目が出ると何かが起きる!!」の謳い文句が、どことなく
「昭和の名残」を感じるというか、妙な古臭さがあってイイ感じ。


載っているリーチ目は計8個だが、数ある入り目の一例に過ぎない。
基本は「単チェ」と「スベリ」。コンチIやアメマグを継承していた。


但し、本機を打ち込んだ方ならお判りだろうが、上のリーチ目表には、
「100%の鉄板目」でない形が、1つだけ入っている事に注意が必要。

以下、各出目を簡単に検証しよう。


(リーチ目表・上段)
・左端:「中段単チェ」は問答無用で鉄板のリーチ目(BIG、REG、SIN共通)。
(但し、中リール中段まで青7がスベればBIG、赤7がスベってくればSIN確定)
・左2:「角チェリー付き青7の中段テンパイ」も、BRS共通のリーチ目。
(但し、スベってテンパイすれば、BIGorREG)
・左3:「角チェリー付き青7⇒異色7(赤7)中段テンパイ」も、BRS共通目。
(但し、スベッてテンパイならREGorSIN)
・右端:「チェリー+青リンゴの複合役」も、ボーナス100%のリーチ目。
(チェリー複合なら、リンゴは斜め揃いでも平行揃いでもOK)

(法則1)通常、左上段チェリー時は、中リール中段にも
チェリーが止まって「右下がり連チェリー」の形になる。
この法則が崩れて、右下がりの連チェでない形は、全て
リーチ目扱い(単チェ、平行連チェリー)。

(法則2)同色の7がスベってテンパイすれば、REG以上確定。
逆に、異色7がスベってテンパイなら、REG以下が確定する。


(リーチ目表・下段)
・左端:「赤7の右上がりスベリテンパイ」は、BIGorREG。
・左2:「角チェリー付赤7の中段スベリテンパイ」もBIGorREG。
・左3:「角チェリー付赤7⇒異色7(青7)スベリテンパイ」はREGorSIN
・右端:「チェリー+オレンジの複合役」はBRS成立中も出るが、ガセも有り。

(法則3)通常、左下段にチェリーが止まると、中・中段にもチェリーが止まり
「右上がり連チェリー」となるが、この法則が崩れて右上がり連チェに
ならないと、リーチ目の可能性がある。但し、左上段チェリー時と違い、
法則崩れの下段単チェや平行連チェでも、ガセる事がある。

(法則4)コチラも同色7がスベってテンパイならREG以上確定。
逆に、異色7がスベってテンパイすれば、REG以下が確定する。


という訳で、降臨しても「何かが起こらない(ガセる)」事のある
出目とは、下段右端の「チェリー+オレンジの複合役」。

これは初代コンチでもガセったが、コンチIIの場合、中、右で
オレンジが「スベリ」を伴って揃っても、平気でガセったのだ。
(コンチIは、左がこの形でオレンジが中or右でスベれば鉄板)

逆に、左にチェリー付きオレンジが出て、中or右でオレンジが
外れた形はリーチ目となる(コンチIの場合、BR非成立時だと
ビタでオレンジを狙わないと揃わない制御の為、中・右で
オレンジがハズれても普通にガセあり)。


遊技中は、こうした出目の「異変」が起きる度、ジワッと脳汁が出た。
但し、自分は「左上段・青7(枠上チェリー)狙い」が基本だった為
(初代コンチの「上段BAR狙い」と同じ)、上掲したチェリー付の目
(BR成立後の等倍返し)が出る前に、「青7の上段スベリテンパイ」で
ボーナス察知の機会が多かった。この停止形を左に毎回狙っていれば、
チェリーをしっかりフォローできるうえ、チェリーのこぼしによる
「ガセスベリ上段テンパイ」にも騙されずに済む。中リールの青7が、
何かの「引力」にしたがってツルッとスベッて来た時の爽快感…。


上段青7スベリテンパイ(左枠上チェリー)のリーチ目(二確)。
この時点でBIGorREG確定。後は右を狙って「どっち?」の形。
因みに、赤7が中リール上段にスベって来たら、REGorSIN。
但し、左のチェリー狙いが不正確だったり、左枠上がオレンジ
だったりすると、チェリーこぼしによる「ガセスベリテンパイ」多発。

(追記)コメントで「左枠内チェリー無⇒中リール中段チェリー停止」に
ついて触れた方がいましたので、追加説明をさせて頂きます。その形は、
左上段にチェリー付き青7を狙わない時、頻繁に出るこぼし目ですね。
本機の場合、(BR未成立の状態で)チェリーが成立すると、左枠内に
チェリーが停止しているか否かに拘わらず、中リール中段にチェリーを
積極的に停止させる「引き込み制御」が働きます。加えて、中リールの
青7と赤7の下には共にチェリーがある為、チェリーが中リール中段まで
スベってくれば、必然的に、1コマ上にある青7、赤7が上段にスベッて
きます。これが、左上段青7頭の「上段ガセスベリテンパイ」の正体。
但し、チェリー付き青7を左上段(枠内)に毎ゲーム目押しする限り、
チェリー成立時は左枠内にチェリーを引き込んでくれる為、チェリー
こぼしによる「上段ガセスベリテンパイ」も起こりません。
(追記、ここまで)


早稲田「三光堂」、新宿東南口「てんとう虫」、歌舞伎町「日拓I」
「ニューメトロ」、向ヶ丘遊園「ニューギンザ」など、当時コンチIIと
対峙したホールは数知れず。但し、コンチIのような爆発力を期待して
打っていた訳ではない(⇒ノーマルに限った話。後半、裏コンチIIが
増えたのも事実で、「青パネルのコンチIIは爆発する」という噂が、
まことしやかに流れた時期もある)。


一撃の爆裂性は無くても、上記したような香ばしい「スベリ」や
「連チェ崩れ」を体感できるだけで、私などは大いに満足だった。
普段、一定のリズムでリールをポンポンと止めている時、唐突に
青7が上段にスベってテンパイする。テンパイ音と同時に味わう
「刹那の違和感」に心底シビれたのだった。実際にボーナスを
揃えるよりも、こうした瞬間的な違和感目当てに本機を打った、
といっても過言ではない…。


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