※※(以前にもお願いを致しましたが)記事中、記載ミスや勘違い、誤植などに
お気づきの方は、「非公開コメ」と明記の上、そっと指摘して頂けると有難いです…
今回は、2001年(平成13年)にベルコから登場した
4号機「ピンクベルR」(TYPE-B+AT)を回顧したい。
(同社初のAT機能搭載機)
(ボーナス確率表)
(払い出し表)
東京・町田「PIA(ピア)町田」地下フロアで実戦経験アリ。
駅に近い側の自動ドア付近、景品カウンター前の円形シマに、
5台くらい置いてあったのを覚えている。初遭遇時、「何か
風変りな台で面白そうだな」と直感して、思わず着席した。
(同じ町田の「シルクロード・アネックス」に設置アリ、
との情報をコメントにて頂いた。私自身は、残念ながら
シルアネに足を踏み入れた経験が無いが。あの界隈では、
小野路町の「出玉王福助」に、シオラー30や現金機の
Fクイーンなど目当てに、通った時期がある。)
当時、ピア町田の地下は、美麗(バルテック)、大江戸桜吹雪2(平和)、
エキゾースト(同)、ニューパルサーT(山佐)、M771(同)、花火
(アルゼ)、大花火(同)、スピードチェイサー(岡崎)、銀河伝説R
(テクノコーシン)などお目当ての台が幾つもあって、本機のみを集中
して打っていた訳では無い。基本的な流れは、エスカレーター前の円形
シマに並んだ美麗をメインで打って、調子が悪いと近くの大江戸桜吹雪、
それでもダメなら他の機種へ…という立ち回りだった。そうした流れで、
本機の円形シマにも、たびたび足を延ばした格好だ。
(当時、PIA町田で使用したロボカード)
※その他、PIA町田で打った思い出のスロ(抜粋)
・ビッグボーダー(テクノコーシン)⇒最上階
・キス(パイオニア)⇒地下か1F
・バッドボーイ(ダイドー)⇒地下。攻略が雑誌に載る前、ヒラで打った
・カウントダウンファイアー(サミー)⇒最上階(新装にて大勝ち)
・吉宗(大都技研)⇒地下にズラッと並んでいたイメージ
・大繁盛本舗(オーイズミ)⇒地下。かなりお気に入り。溝の口、向ヶ丘遊園でも実戦。
・ランボー怒りのパチスロ(オリンピア)⇒地下。5号機だが郷愁を覚える。新百合でも実戦。
本機はREG非搭載のBタイプ。「ボーナス」と呼べるものは、ビッグボーナス
(大きなピンクベル、「アステカ」チックな上下二段の黒丸ベルの2種類)と
「ベルチャンス」という名のATのみ。但し、ビッグはJACゲームが1回きりで、
しかも小役が揃わず1G目にジャックインする為、獲得出玉は120枚程しかない
(変則押しだと中段リプテンとなってハズシ自体できない)。出玉的に見れば、
完全に「バケ」扱いである。それでも、投資セーブに欠かせない存在だった上、
ビッグ終了後はAT突入チャンスがアップする為、獲得枚数こそ少ないが重要な
役だった。
一方、本機のメイン役といえるATは、通常時のスイカ(ベルっぽいフォルム)
成立時が発動契機となる。スイカが揃うと、リール右の上段デジタルが作動。
ここに「ー7ー」が出れば、最初の関門クリアとなる(「ーーー」はハズレ)。
「ー7ー」出現後は、「カウントダウン7」と呼ばれるチャンス演出に発展。
「ー6ー」⇒「-5ー」⇒…と1ゲーム減る毎に効果音が鳴るが(レバオン後、
高音⇒低音の順で)、カウントダウン中に効果音が止めば(鳴らないと)、
AT当選となる。当選後、継続ゲーム数抽選に移り、33、111、222、333、
444、555、666、777、888、999の何れかのG数(計10通り)を表示。
大半は33Gだったが、デジタルが一段派手なBGMになって長く回転すると、
プレミアATの3桁ゲーム確定。111、或いは222⇒333⇒と内部決定された
ゲーム数まで昇格していく。この辺りの流れは、後に登場した爆裂AT機
「スーパービンゴ」を実戦した方なら、容易にイメージが沸くと思う。
ATに入ると、通常6択の押し順があって成立時の1/6でしか揃わない
スイカ(ベルっぽい形)を、デジタルで完全ナビする(ベルチャンス)。
後は、ナビ通りに打つだけで、1G辺り約6枚のペースでコインが増加。
最低の33Gで約200枚。111Gだと660枚。555Gなら3300枚となる。
最大の999Gが来れば6000枚と、一撃爆裂の潜在能力を秘めていた。
さらに、所定のゲーム数を消化すると、1G目にAT抽選演出が行われ、
当選すればATの連チャンとなる。抽選で外れても、カウントダウン7
演出に突入して当選⇒連チャンのパターンもアリ。3桁の連チャンなら、
ウハウハである。まぁ、私自身は33Gばかり続く「ショボショボ」の
連ばかりだったから、あまり大きな事は言えない。なお、AT消化中に
ビッグを引いた場合でも、ビッグ消化後にATは再開される。
このように勝敗のカギを握るATだが、先述の通り、ビッグ終了後は
AT突入のチャンスとなった。ビッグ後、最初に揃ったスイカからは、
「順押しorハサミ打ち」を条件に、必ずカウントダウンに突入する
仕様になっていたのだ(なお、変則打ちはスイカがよく揃うが、逆に
AT抽選を受け辛いペナルティがあり、順押しかハサミが必須だった)。
隣がビッグ後0ヤメなどしようものなら、即移動・ハイエナである。
また、ビッグ成立を示唆する存在として、「0枚役」のベルがある。
0枚が揃うと、リール右の下段デジタルが作動。大抵バラケ目だが、
3つ揃いのゾロ目になればビッグ確定。なお、本機は完全告知では
なく、リーチ目も用意されていた。ビッグ図柄の一直線型、2連の
ボーナス図柄と小役のWテンパイハズレなどが存在。
因みに、本機に関する「小ネタ」で、カウントダウンで1,2枚掛けを
すると、演出が一向に終わらない(スロガイ「オリ攻捜査一課24時」
にも掲載された。但し、AT突入率は大幅ダウンして意味なし)とか、
ATナビで左第3停止の時、NGポイントで左を押すと、10枚のスイカが
6枚のチェリーになるので要注意とか、通常時チェリーを避けて押した
方が、スイカ出現率がアップしてコイン持ちが良くなる、などがあった。
今となっては、555ゲーム以上のプレミア(ロング)ATを引けるまで、
もっと打ち込んでおけばよかったと思う。だが、当時の町田エリアは
ピアの他、ダイマツ、桃太郎、エースゾーン、バカラ、ゴードン、
レインボー、スーパースター、ガイア(2軒)、さくら屋、ひまわり(MAX)、
フジ、アルファ、バンブーといった店がひしめいており、打ちたいホールや
打ちたい台が山ほどあった(その後、コンコルドなんかも出来たな)。
ピア地下のピンクベルに執着するには、もっと強いモチベーションが
必要だったのかもしれない…。
(ベルコ「ピンクベルR」の項、了)
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ピンクベルR(ベルコ、4号機)
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