ヨウツベにて90年代の古い動画を閲覧中、ほんの一瞬映った食堂の「メニュー表」に、軽い違和感を覚えたので、すかさず動画を停止。
静止映像をチェックしてみたら、うん、やっぱり変だった(笑)。
昔から、こういう「誤植センサー」がやたら働くんだよな、自分。
(以前アップした誤植ネタの記事)
http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/070510c369375fdb608ca0395865c689
雑誌「宝島」の読者投稿コーナー「VOW」だったら、もしかして採用されたかな?
(「シーラ・イーストン」「女体入口」「きけ、わだみつおのこえ」程のインパクトはないがw)
まぁ、コーヒーの事を「コーヒ」と表記する程度なら、まだ可愛いけれど、
「トマトジーュス」ってのは、流石に発音しづらいよな。
ジーユス・・・「六本木・ジーユス・スタジオ」か?
そりゃ、「ジーエス(GS)スタジオ」だってば(古い)。
♪とことーん 一人の女ぁ~ 愛するのが 男ぉ~ (by 黒沢博)
’90年代深夜CM好きには判るネタ…気になったら「カラオケ、六本木GSスタジオ」で検索。
六本木スクエアビル・8F社長(当時)の江藤さんが待ってますw
そういえばVOWネタでも、「ジュース」の看板の誤植は定番だったな。「ジュスー」とかね。
ま、それはさておき…
冒頭の「誤植メニュー」が出てくる動画ってのが一寸変わっていて、実は1991年(平成3年)に民放でオンエアされた、「宝塚特集」(舞台裏に密着)の一コマなんですな(当ブログとしては、やや意外な方向…)。
むろん、「清く・正しく・美しく、男子禁制、女の園、華やかな大階段と舞台、歴史と伝統のタカラヅカ」の、有名な「宝塚歌劇団」である。パチ・スロとは、イマイチ関係ないけれど…。
「タカラヅカ」、以前はさほど興味もなかったが、陳腐な懐古ブログを長く書き綴っているうちに、90年代(特に前半)の芸能全般をチェックする機会も、いつの間にやら増えた。
そんな中で、平成初期に地上波でオンエアされた「宝塚特集」の番組も、ヨウツベ等で意識して見るようになった次第だ。あの独特の世界観って、男でも意外とハマるよなぁ。
大浦みずき(故人)、安寿ミラ、真矢みき、愛華みれ、剣幸、涼風真世、天海祐希、久世星佳、真琴つばさ、杜けあき、一路真輝、高嶺ふぶき、轟悠、日向薫、紫苑ゆう、麻路さき、稔幸、姿月あさと、ひびき美都、森奈みはる、純名里沙、千ほさち、こだま愛、麻乃佳世、風花舞、壇れい、鮎ゆうき、紫とも、毬藻えり、白城あやか、星奈優里、月影瞳、花總まり…90年代に名を馳せた、歴代のトップスターと娘役トップの錚々たる面々だ。退団後、芸能界で活躍された(る)方も多い。
そうそう、かつて星組の娘役トップだった白城あやかさんは、日テレ・土曜深夜「DAISUKI」のパチンコ対決でもお馴染みだった、中山秀征と結婚したことで知られる。実は、このお二方とは、過去に妙な巡り合わせ(「接点」…というか、一方的な思い出)を持つ私(需要があれば追記する)。
また、思い返せば一昔前のJR有楽町駅前には、こういった宝塚スターのブロマイドや雑誌を売る、いかにも「昭和然」とした小さな売店もあった…「ふじや・ブロマイド店」。当時、会社の昼休みに駅前の路地にあったアレンジボールと雀球の店「かもめ」で遊んだ後、この「ふじや」の様子もちょいちょい見に行ったのを思い出す(当時は、単なる興味本位)。
で、その「タカラヅカ」と、冒頭の「ジーュス」の誤植の関係だが…(前置き、長すぎ)
実は、このズラッと書かれたメニューは、兵庫県宝塚市の「宝塚歌劇団事務所」(ビル)内にある、「NOVA」(ノバ)というカフェ風の食堂に貼ってあったもの(1991年当時)。
もちろん、現役の団員さん達も、普通に利用していたという(現在もやっているのかな?)。
件のヨウツベ動画でも、稽古室でハードな練習を終えた彼女たちが、ここでおそばを食べたり、飲み物を片手に談笑したりと、思い思いにくつろぐ場面が映る。
ちなみに、この食堂の1991年当時の人気メニューは、3位が親子丼(400円)、2位が冷し中華(350円)、1位がオムライス(350円)とのこと。「ガッツリ系」のメニューばかり並ぶが、いくら「女の園」とはいっても「体力勝負」の世界、けだし当然であろう。
表向きは華やか、艶やかに見えても、礼節や稽古など厳格な気風の「タカラヅカ」(特に、宝塚音楽学校の校風はキビシイ…)。こんな食堂のメニュー一つとっても、細かいチェックで誤植など論外…と思いきや、意外や意外、平成初期にはこんな「お茶目な」ミスもあったんですな。
てな訳で、今回はパチンコとほぼ無関係な記事に終始してしまった。まぁ、「気分転換」というヤツで、たまにはこういった「ユル記事」も書かないとね。
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誤植は楽し
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