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Channel: まにあっく懐パチ・懐スロ
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90年代に録画したビデオテープ発掘

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1997~1998年に録画した古いビデオテープが一本
出てきたので、備忘録を兼ねて内容をまとめてみた。
(録画順にまとめ)


・テープ:CO-OP(コープ)T-120 SPR(VHS)
(3倍速で6時間録画)

・録画内容:

(1)サッカー・1998フランスワールドカップ最終予選
日本vsイラン(アジア第3代表決定戦)
 
(C)FIFA
1997年11月、マレーシア・ジョホールバルで行われた、フランスW杯出場を賭けた一戦。
勝てば初出場という大一番の日本代表。開始早々、敵のオウンゴール(ヘッド)で先制と
思いきや、惜しくもオフサイドの判定。そのまま0-0で迎えた前半39分、中田英寿からの
スルーパスを受けた中山雅史が、見事にゴールを決めて先制。相手の強烈なシュートが、
ポストを直撃して難を逃れた直後だった。だが、後半1分に、イランの大型ストライカー、
ダエイが強烈なシュートを放つと、GK川口能活が弾いたこぼれ球をアジジに決められて、
1-1の同点。さらに後半14分には、ダエイにヘディングを決められて1-2と逆転を許す。
追い込まれた日本は、岡田武史監督の決断で、三浦知良と中山の2トップを同時に交代。
城彰二と呂比須ワグナーを投入して、勝負に出る。すると、攻撃のリズムが変わって、
敵ゴールを脅かすシュートを連発。日本優位な展開のまま迎えた後半31分、中田の
センタリングに城が頭で合わせて、ついに2-2の同点に追いつく。そのまま後半終了、
延長戦に突入。ここで岡田監督、チーム随一のスピードを誇る「野人」岡野雅行を
投入。その岡野、前半から何度も決定的チャンスを貰うが、シュートミスや消極的
パスで、肝心のゴールを決められず。一方、疲れの見えるイランも、ダエイが時折
ヒヤリとするシュートをたびたび放ち、日本ゴールを脅かす。ジリジリする展開で
迎えた延長後半13分、相手パスミスからチャンスを得た日本は、中田がゴール前に
持ち込み、強烈なミドルシュート。相手GKが何とか弾いたが、こぼれ球を絶好の
位置にいた岡野がスライディングボレーで確実に押し込み、3-2で劇的勝利。念願の
W杯初出場を決めた。試合後、岡田監督の口から「感謝」の言葉が何度も出たのが
印象的。なお、この日の代表先発メンバーは、川口、井原、秋田、山口、奈良橋、
相馬、北沢、名波、中田、中山、三浦の各選手。後半途中で、三浦と中山がOUT⇒
城と呂比須がIN。延長前半に、岡野がIN(北沢がOUT)。この歴史的な一戦は、
「ジョホールバルの歓喜」として語り継がれている。個人的には、全ての得点に
絡んだ中田英寿が、この試合最大の功労者だと思っている。


(2)懐かしのこども番組ベスト10
 
(C)NHK
97年11月にNHK・BS2でOAされた特番「夢さがしテレビ・懐かしのこども番組大集合」
(約半日という長時間放映)内のメインコーナー。視聴者投票で、過去のアニメ名作の
ベスト10を決定。MCは堀尾正明アナ(当時NHK局アナ)。隣の女子アナは名前を失念。
ランクインした各作品は、最終回など名場面をまるまる1話分流すサービスぶり。途中、
視聴者から寄せられた、作品応援のファックスなども紹介。順位は上の画像にもあるが、
あらためて紹介すると以下の通り。

1位:機動戦士ガンダム
2位:ルパン三世
3位:タッチ
4位:うる星やつら
5位:ひょっこりひょうたん島
6位:北斗の拳
7位:ベルサイユのばら
8位:アルプスの少女ハイジ
9位:キャッツ・アイ
10位:宇宙戦艦ヤマト

※あらためてみると、大半が版権モノ(タイアップモノ)として
パチ・スロで実機化されている。実機が出ていないのは、タッチ、
ひょうたん島、ハイジくらいか。そういや、「ひょうたん島」と
いうパチ屋が昔から大塚にあるな。平和ハネモノ「バイキングキッド」の
大当り中BGMもまんまだった。西陣「ドッカン島」の始動チャッカー
入賞音も「波をチャプチャプ」の旋律そのものだし、三洋デジパチ
「赤富士」のデジタル回転音も、いかにもひょうたん島チックだった。
ハイジ絡みでは、CRパトラッシュなど、いかにもネーミングに影響を
与えている感じだ。タッチは…特に思いつかない。
(「タッチダウン」という2号機はあったが、関係ないだろう)。



(3)FNNニュース(夕方)
 
(C)フジテレビ
なぜか、この映像だけピンポイントで録画したあった。フジテレビ夕方ニュースで、
報じたのは笠井信輔アナ。97年12月16日、アニメ「ポケットモンスター」を見た
多くの視聴者が、演出で流れた激しい光の点滅で体調を崩して、救急搬送される
騒ぎが発生(「ポケモン・ショック」と呼ばれた)。別にピカチュウのファンでは
なかったが、「凄い事故が起きたものだな」と、咄嗟に録画ボタンを押したと思う。
因みに、このニュースは、騒動の翌日に流れたもの(左上時刻が5:55とフィーバ
ーしているのは、単なる偶然)。


(4)今夜も千両(ドル)箱
 
(C)テレビ東京
ご存知、テレ東の人気パチンコ対決番組。MCは「名人」斉木しげる。この日のゲストは
ホンジャマカの石塚英彦。対戦台は「CRモーレツ原始人T」(豊丸)。ロケ地は東中延の
「パチンコニコニコ」。正確な放映日は失念したが、確か98年10月辺りではなかったか。
この日の石塚、前半は不調も、単発の当りを1度引いてから流れが変わる。直後、見事に
確変を引き当てると、これがリミットの5回まで伸びる。トータル獲得出玉は12956発で、
4泊6日のハワイ旅行をゲット(この時代は1万発以上で条件クリア。後に玉数が増える)。
一方の斉木は絶不調で、一度の当りもなし。パッキーの「1000円二枚替え」も奏功せず
(パッキーではなく「ジャッキーカード」だったが…)。あっさり持ち金1万を消尽した
名人、ヒマで店内を徘徊していると、無人でデジタルが回る「CRFビッグパワフルFX」
を発見。近寄ると、何といきなりリーチがかかって大当り。「ダメだよ、台空けちゃ」
とハンドルを握り、赤の他人の大当りを消化する名人。結局、座っていた客が、両替で
いったん離席しただけだったが、これが斉木名人にとって唯一の「見せ場」となって
しまった。なお、番組恒例の「店舗人気台ベスト5」は、次の通り。

1位:CRモンスターハウス(竹屋)
2位:CRパチンピックZ(西陣)
3位:CRバトルヒーローFX(大一)
4位:CRがきデカ3(三星)
5位:CRモーレツ原始人T(豊丸)

※番組ラスト「貴方にとってパチンコとは?」の問いに
石塚「肉よりおいしい」


(5)Tokyo Days @(アット!)
 
(C)テレビ東京
双子姉妹ユニット、フリップ・フラップ(FLIP-FLAP)がMCを務めた音楽情報番組。
この日のテーマは「チャートインを続ける、サウンド・トラック」。人気映画作品の
サントラ盤を数多く紹介。その他、ライター、デザイナーの植地毅氏インタビューや、
ビジュアル系バンド、イルミナのPV「忘れないで」紹介&メンバーインタビューなど。
番組オープニングテーマは、尾藤桃子「Ru Tu True」。


(6)えびたい
 
(C)テレビ東京
若手アイドル育成番組。司会は小倉久寛と八木沙織。出演アイドルは秋本光子、金子志乃、
大貫杏里、堀切多恵、高橋美佳子、岩井久美子、松谷恭子(何れも10代)。当時、大半が
高校生だったと思われる皆さんだが、現在どうしておられるのだろうか…。


(7)影技 Shadow Skill

 
(C)テレビ東京 
この時期、テレ東で放映されていた深夜アニメ。但し、この作品に関する知識は皆無で、詳細不明。
一応、この日のタイトルが「紅蓮」だった事を書いておく(パイオニアの4号機を思い出したので)


(8)ウェザーブレイク
 
(C)テレビ東京
90年代、テレ東の深夜天気予報といえば、この番組だろう。あっという間に
終わるスポット番組(15秒)。「ウェザーブレイク」の発音がカッコイイ。


(9)遊・惑・星
 
(C)テレビ東京
音楽、映画、演劇などの最新情報を伝える、エンタメ情報番組。平和のデジタル一発台
「サイクロン」の盤面キャラ(サイクロンの男)を思わせる、メタリックなCGキャラが
進行役だった(グラサン、声がやたら渋い)。「ペプシマン似」と評する向きもあるが。


(10)木曜ナイトシアター
 
(C)テレビ東京
これも、当時のテレ東の定番深夜番組。B級映画をしょっちゅうオンエアしていて、
この日も、インドが舞台の全く知らない映画「ボンベイの踊る娼婦」をOA。前半
20分ほどが録ってあるが、途中でテープエンド。「娼婦」とあるが、内容はごく
真面目なドキュメンタリー調で、「お色気シーン」などは無し(後半にあるかも
しれないが、検証不能…)


まぁ、後半の「Tokyo Days @」⇒「えびたい」⇒「影技」⇒「ウェザーブレイク」
⇒「遊・惑・星」⇒「木曜ナイトシアター」(テレビ東京、木曜深夜枠)の流れは、
お目当ての「今夜も千両箱」の録画終了後、「停止」ボタンを押し忘れて、たまたま
録画されていただけの話。しかし、あれから18年経って、こうした映像の資料的価値が、
意外と高くなっている事に気付く。このテのビデオは、探せばまだ出てくるハズなので、
今後も「発掘」を続けたい。



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