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Channel: まにあっく懐パチ・懐スロ
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古いカセットテープが・・・

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自宅クローゼット整理中に出てきた、見覚えある一本の古いカセットテープ。
(AXIAのハイポジ「PS-II・54(分)DC」)
※当時のCMをヨウツベで発見・・・思いっきり覚えていて笑った。ついでに、このテープをパチ屋の余り玉で取った記憶まで蘇った(笑)。当時、カセットはほぼホールで「調達」していたっけ。
https://www.youtube.com/watch?v=IWNburcb4qQ


剥がれかかったラベルには、「Non Stop BGM」の文字が。

実はこのテープ、学生時代のバイト先(書店)で店内のBGMとして使っていたCDを、ダビングさせて貰ったものだ(個人的に、ラインナップが割と好みだった)。90年代初頭のお話。

以前は繰り返し聴いていたが、今やカセットも「化石」扱いで、実に久々の対面と相成った。
(※部屋を整理すると、ちょくちょくカセットを「発掘」する。以前、こんな記事も書いた。)

なお、収録曲は以下の通り。「BGM」の為、歌は入っていない(インストルメンタルVer.)

(Side:A)
「愛しい人よ、Good Night」(B'z、1990年)
「壊れかけのRadio」 (徳永英明、1990年)
「会いたい」(沢田知可子、1990年)
「告白」(竹内まりや、1990年)
「愛は勝つ」(KAN、1990年)
「乾杯(new recording version)」(長渕剛、1988年)

(Side:B)
「丘を越えて」(小泉今日子、1990年)
「オリビアを聴きながら」(杏里、1978年)
「真夏の果実」(サザンオールスターズ、1990年)
「ワインレッドの心」(1983年、安全地帯)
「恋人も濡れる街角」(1982年、中村雅俊)
「歌えなかったラヴ・ソング」(1991年、織田裕二)


ラインナップを見ると、70年代、80年代の名曲もあるが、メインは1990年(平成2年)のヒットナンバー。多分、1991年の後半辺りにリリースされた、前年度の曲から「抽出」したCDだろう。

ケース内に曲目リストはなかったが、どれも有名かつ聴き込んでいたので、イントロが流れた瞬間、タイトルを思い出せた。ただ、竹内まりやの「告白」だけは、メロディを何度聴き直しても、なかなかタイトルが出て来なかった。「あれ、耳に残っているメロディなのに、なんだっけ、なんだっけ・・・」と悩んだ挙句、最後は90年ヒット曲をまとめた外部サイトに頼った(汗)。そこにリストアップされていた曲を、片っ端からYOUTUBEでチェックして、ようやくタイトルを思い出した次第(「火曜サスペンス劇場」主題歌。スロ4号機「ダイナマイト」とも、何気に繋がっている)。


それはともかく、「1990年」という年は、私が学生生活をスタートさせ、件の書店でバイトを始めた年である。同時に、自分にとっての「パチ・スロ元年」でもある。収録曲の多くを、当時カラオケボックスで歌っていたし、パチ屋の店内(有線)でも頻繁に耳にした。もちろん、バイト料の多くがパチ屋の売り上げと化した(笑)。


バイト先の書店では、たいてい夕方5時からの「遅番」担当だった。授業終りに、正門前から始発の都バス(渋谷駅・東口行き)に乗り込み、最寄りの停留所(四谷三丁目)で下車。途中、新宿河田町にあった旧フジテレビ・正門ゲート横を通り過ぎるのが、いつも密かな楽しみだった(河田町時代のフジテレビは面白かったな…)。

で、バイト開始まで時間がある時は、停留所近くにあった2軒のパチ屋(「ザ・リボン」(閉店)と「タイガー」(現存))で、短時間の勝負を楽しんだ。

1990年秋、「ザ・リボン」のスロットシマには、「スーパーウィンクル」(高砂・2-2号機)がズラッと並んでいた。シマはかなり盛況で空台も少なく、適当な台に座っては、3000円で小役の「ハイビスカス」を引けるかという、「おみくじ」的勝負をよくやった。ハイビスカスはリーチ目扱いでアツかったが、ガセもチョイチョイあった(同一フラグのチェリーも同じ)。しかし、たとえガセでも、限られた時間内で芳しい「ビスカス揃い」さえ拝めれば、個人的には「勝ち」に思えた。その後、シオサイなどの沖スロにハマったのも、こうしたビスカスへの「愛着」があったからかもしれない(笑)。

また、等価の「タイガー」では、1Fの連チャンデジパチ「フィーバーボルテックスII」(三共)が、90年当時一番のお気に入りシマだった。言うまでもなく、チャンスタイム(大当り開始時、メッセージが流れる5.6秒)の始動チャッカー入賞が、連チャン獲得の「肝」だった。あいにく、等価で釘はガチガチだったが、入賞に成功すると、却って他店以上に興奮できた。また、ここの常連は気さくな人が多く、コチラが大当りすると、「(チャンスタイムに)玉、入ったの?何個?良かったね、連チャンだなぁ。」と、人懐っこく声をかけてくれた(連チャンがスカると、一緒に悔しがってくれた)。あのホッコリした雰囲気、何気に好きだったな・・・。



それと、四ツ谷ではないが、地元「L」店で初代「アラジン」(ニイガタ2-2)を打っていた時の話。同じ台で粘り続けて、やっと待望のアラチャンに入ったと喜んでいたら、あっという間にバイトの「タイムリミット」が来てしまった(地元からバイト先までは約1時間)。パンクもせず、7も揃わず、ひたすら単チェとシングルの「ラクダ」が揃う展開。しかし、まだ1000枚ちょっとしか出ておらず、「このままバイトをサボるか、アラチャンを捨てるか」と激しく葛藤した。結局、アラチャン中に引いたBARが終わった所で、隣のオッサンに「これ、アラチャン入ってるけど、やります?」と声をかけて、泣く泣く台を譲った。バイト優先で正解だったとは思うが、あの台が、その後どんな挙動を見せたのか、いまだに気になる。



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