September 11, 2015, 1:01 pm
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September 12, 2015, 1:36 pm
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September 19, 2015, 5:02 pm
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September 22, 2015, 7:32 pm
Youtube 90年代動画紹介(14)
1990年代前半の東京近郊の様子を個人撮影した動画を、Youtubeに数多く投稿して下さる、ご存知、神動画投稿者の「ライル」さん(Mr.Lyle Hiroshi Saxon)。
その数々の「レア映像」を、当ブログ読者の方々にも拡散しようという趣旨のコーナー。
で、今回は、コチラの動画を取り上げたい。
https://www.youtube.com/watch?v=roGwJ0Ds1hU
1990年(平成2年)7月、東京は「JR西日暮里駅」界隈を捉えた貴重な動画。賞味、約32分。
こんな「歴史的資料」ともいえる動画が、まだ再生回数112回とは…。
自分だけでも、20回くらいは見ているが…今後のアクセス飛躍に期待したい。
まぁ、前置きは、アレコレと語らないでおこう…。映像さえ見れば、古き良き平成初期の東京に「タイムスリップ」すること請け合いなのだから。
一応、今回も個人的な「ツボ」のポイントを、時間軸的に書き出した(「まにあっくナビゲーション」という感じで…)。ご視聴の際の参考になれば、幸いである。
★冒頭(0:00~3:18)は、日本橋(室町)~JR神田駅界隈の夜景
・0:00・・・日本橋室町1丁目のビル屋上から撮影
(向いに見える赤い「梅」の屋上ネオンは、山本海苔店・本店)
・1:04~…中央通り(国道4号線)に出て、ギリシャ神殿調の「三井本館」を撮影。
・1:21・・・中央通り、室町3丁目交差点。老舗の酒店「さかい屋」の店頭に付された
「ジョニーウォーカー」(スコッチウィスキー)の大きなネオン看が映る。
(ストリートビューで確認した所、現在はサントリー「金麦」(壇れい)の看板がある。)
・1:50・・・神田駅南口のパチンコ店「神田ジャンボ」(今川橋交差点、現存)のネオン
・2:13・・・今はなき、パチンコ店「ニュー東京」(神田駅南口前)の巨大ネオン
・2:40・・・自動改札に変わる前の、神田駅南口改札(駅員が鋏(ハサミ)をカチャカチャ)
・2:52・・・スカイブルーの京浜東北線が入線(この時代の車体カラーには、味わいがあった…)
・3:05・・・山手線(内回り)乗車(車内で漫画誌を読む人多し)。6駅目の西日暮里駅で下車。
★その後(3:18~ラスト)は、JR西日暮里駅周辺の夜景
・4:16・・・公衆電話に、風俗店の広告シールがペタペタ貼ってある(当時、定番の光景)
・4:57~5:12・・・駅前のパチ屋「11号線」(現存)(西陣「ラスベガス」のデジタル音がする)
・5:35・・・回転寿司(玄海寿司)の求人広告に「時給700(円)~」(当時はこれ位で普通)
・6:45・・・洗面器片手に、銭湯へ向かう男性⇒ライルさんも興味津々。解説しつつ後を追う
・7:03・・・銭湯「宮の湯」(91年廃業との事)に到着。昭和チックで情緒タップリな店構え。
・7:36・・・ライル氏、「宮の湯」のアイス自販機で、棒付きアイスの定番「BOB」(カネボウ)購入
・7:50・・・都バス停留所(西日暮里五丁目)の時刻表(池袋駅東口発、浅草寿町行き)を撮影
(当時、都バスの乗車料金は160円)
・9:09・・激セマな食料品店(個人商店)。昔は、こういうのがパチ屋の換金所だったりもした
・9:46・・・喫茶店のガラス越しに、ライルさんのカメラにピースサインする、若い女性二人組
(今では、50過ぎのいいオバちゃんだろう…)
・10:55・・・レンタルビデオ&CD「友&愛」が、チラッと映る(これがAVEXに繋がるとは…)
・12:29・・・やっぱり電話ボックスに、風俗の捨て広告シールがベタベタと…
・12:50・・・雑貨屋の有線で、中森明菜の「I MISSED”THE SHOCK”」(1988)が流れる
・18:22・・・「太陽神戸三井銀行」の看板にも、何気に時代を感じる(現・三井住友銀行)
・19:26・・・駅ガード沿いの店舗⇒不二家洋菓子店、居酒屋「喜多八」(赤ちょうちん)など
・19:57・・・西日暮里駅ガード脇のパチ屋「アサヒ」(現・ダイナム西日暮里)
(奥村ドリームXを打つ客)
・20:17・・・アサヒはす向かいの「スロットランボー・西日暮里店」(現・ダイナム西日暮里
スロット店)。タイヨーの右レバー1.5号機「ハイアップターボ」が並ぶ。店内の
有線放送では、郷ひろみの当時の新曲「Wブッキング」(1990)が流れる。
・20:50・・・アサヒ(?)の換金所で、現金を受け取るオッちゃん
・29:53・・・西日暮里駅ホーム。山手線・内回りに乗り込み移動
やっぱり、車内で漫画誌を読む人多し。スマホ・携帯イジリの今よりは和む光景。
・30:28・・・池袋駅で下車。JRの有人改札⇒地下通路を通って、西武池袋線に乗り換える。
(動画終了)
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September 25, 2015, 8:05 pm
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September 28, 2015, 8:19 pm
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October 13, 2015, 5:15 pm
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October 16, 2015, 5:52 pm
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October 19, 2015, 6:58 pm
ゴルフ好きの方ならご存知と思うが、本日は、ゴルフのメジャー大会の1つ、「日本オープンゴルフ選手権」の最終日である(兵庫、六甲国際ゴルフ倶楽部)。
唐突な書き出しで恐縮だが、実は昨日、TVで日本オープンの決勝ラウンドの中継を見ていたら、なかなか面白い展開で画面に見入ってしまった。
スポーツ観戦全般を好む私は、ゴルフにとどまらず、野球、サッカー、ラグビー、相撲…と、様々な競技をTVで観戦するのを常とする。昨日はたまたまNHKを付けたら、ゴルフ中継をやっていた…という次第だ。
昨日のラウンド終了時点では、若手ホープの小平智プロが、-13で首位をキープ。それを2打差で追うのが、ディフェンディングチャンピオンの実力者、池田勇太プロ。また、アマチュア高校生の金谷拓実(若干17歳)が5位と、プロ相手に大健闘。さらに、5位以内につけた二名の韓国人選手も、虎視眈々と首位の座を狙う。当然、最終日も熾烈なトップ争いが予想される。
果たして、最後にはどんなドラマが待ち受けているのか…もっぱらTV観戦専門だが、勝負の行方を見守りたいと思う。
さて、昨日、この大会を観戦中ふと思ったのが、「そういえば1990年代は、ゴルフをモチーフにしたパチンコ台が、ちょくちょく出ていたな」という事である。
別に、腐るほど沢山の「ゴルフ台」がリリースされた訳ではないが、いわば定期的に、まるで思い出したかのように、ゴルフをテーマにしたデジパチ、権利物、ハネモノなどがリリースされた。
まぁ、ゴルフに限らず、メジャーなスポーツを題材にした台は元々多いので、その一環ともいえる。或いは、「玉入れ」繋がりかもしれない。但し、パチに比べると、スロの「ゴルフもの」というのは圧倒的に少ない。
そういった訳で、今回はこの機会を利用して、90年代の「ゴルフ」台にどんなものがあったか、自分の判る範囲でまとめてみた。それが、以下のリストだ。
1990年代に登場した、「ゴルフ」絡みのパチンコ台、パチスロ台リスト
(デジパチ)
・プリプリショットP-2(西陣)1992年
・遊ぶんジャー(京楽)1993年 ※大当り図柄の「12」がゴルフ
・アルバトロス(高尾)1994年
・バーディー天国(豊丸)1994年
・スーパーショット(京楽)1994年
・フィーバーホリデーGP(SANKYO)1995年 ※大当り図柄の「1」と「2」がゴルフ
・いれてなんぼ(涙のバーディー3、炎のイーグル、アルバトロス2)(大一)1998年
※タヌキが主人公
・CRいれてなんぼ(WIN2、ビクトリー2)(大一)1998年
・CR南極カントリー倶楽部(4,6)(大一)1999年 ※ペンギンが主人公
・織部金次郎(X,K)(サミー)1999年 ※映画タイアップ
・CR織部金次郎(F、S、V)(サミー)1999年
・(現在調査中)ドリームガールズ(奥村)1994年 (権利物は「ガールズDX」)
※図柄が「スポーツ」絡みなのは覚えているが、ゴルフがあったかを失念。調査を続ける。
(ハネモノ)
・スーパーゴルフ2(マルホン)1991年 ※電チュー搭載。マジカペのパ〇リで有名に
・バーディーチャンス(マルホン)1991年 ※こちらも電チュー搭載のゴルフ台
・マスターズ(平和)1993年
・レディースオープン(ED、1,2)(ニューギン)1994年 ※大ヒット(特にED)
・CRレディースオープン(ニューギン)1994年
(権利モノ)
・スーパーゴルフ(2,3,4)(京楽)1992年
・ミラクルショット(マルホン)1992年 ※機種名が、いかにもゴルフっぽい
・ホールインワン(豊丸)1994年
・マスターズ(まさむら)1994年 ※京楽スーパーゴルフのリメイク
・ショット&シュート(SANKYO)1995年 ※ゴルフとバスケットがモチーフ
・CRパットマン(SANKYO)1996年
(一般電役)
・CRビックリパット7(西陣)1995年
(パチスロ)
・ホールインワン(山佐3-2)1991年
※90年代スロを代表する、ゴルフ台(他にないから…)
~90年代以外の機種だが、リストに入れておきたいもの~
(一発台)
・カップイン(ニューギン) 1989年 ※機種名と二段クルーンがゴルフを想起
(ハネモノ)
・ホールインワン(2号、3号)(三洋)1988年 ※昭和末期の名機
・アルバトロス(平和)1988年 ※天下チャッカー、アタッカー、二段チューの変則構造
・スーパーゴルフP-1(豊丸)1989年 ※1チャッカーが役物左右脇(クルーン真下)にある
(単に「ゴルフP-1」と表記する資料も)
(パチスロ)
・アルバトロス(バルテック、1.5号機)1987年
※いかにもゴルフチックな名称だが、上下パネルには「鳥」のイラスト。おそらく、直接的には「アホウドリ」をモチーフにしたものだろう…。
・イーカップ(エレコ、4号機)2001年 ※個人的に、打ちこんだ台。勝つのは大変だった…
・キタチャンカントリー(北電子、4号機)※これも入れておきたい。何気に面白かったし
で、今回は、当ブログの趣旨に鑑み、上記各台の中でも、あえて「マイナー」なものを取り上げる事にした。まぁ、いつもながらの展開である。「へそ曲がり」と言われても、別に気にならない。
という訳で、紹介するのはコチラの台だ。
![]()
1994年(平成6年)に京楽から登場した現金機デジパチ「スーパーショット」
★カラー液晶モニタ搭載
★賞球…7&15
★大当り確率…1/205
★大当り図柄…「1~15(数字)」の各三つ揃いと「787」 (計16通り)
★最高16ラウンド継続
★出玉:2400個
★意図的な連チャン無し(ノーマルデジパチ)
★当時の実戦店…新宿中央口「メトロ」(現存)
当時、ガンガン箱を積んだ記憶こそないが、確率が甘めでハマリを恐れずに勝負できた。
また、普段のデジタルの動きやリーチアクションが、ジンワリと私の「ツボ」を突いたのも事実。
同時期に人気機種だった、同社の「アップルライン」と比べると、マイナーな印象が強い本機。
しかし、旧要件の頃から京楽デジパチの武器だった「デジタルの動きの魅力」は、しっかり詰まっていたと思う。今回は、その香ばしいデジタルアクションを中心に、説明してみたい。
左・中・右の各デジタルは、もちろん、白いゴルフボールを模したもの。このデジタルは、通常、緑まぶしいティーグランドの上で静止している。
始動チャッカー入賞で、液晶内の男性ゴルファーが、3つのボールを「左⇒右⇒中」の順に、次々と打ち上げる。すると、3つのボールは手前に近づいて、1~15の何れかで止まる。
左右がゾロ目ならリーチで、中デジは速度を落としてスクロールを継続。
ここで、中デジには、「リーチ図柄の1コマ手前から必ずスタートする」という、明快な法則があった。例えば、「5」でリーチが掛かったら、中デジは「4」から始まる訳だ。
そして、リーチになると、画面下半分がティーグラウンドからグリーン(横視点)に切り替わる。
この画面になって、左端に立つゴルファーが狙いを定めてパットを行うと、ボールは右端のカップをめがけて転がる。玉の軌道は、直進、フック、スライスの3パターン。画面の上半分では、中デジが低速スクロールを続ける。
パットした玉がグリーンの途中で止まってしまえば、中デジもハズれる。一方、玉が転がって、中デジが大当りの6コマ手前まで届くと、カップ付近を拡大した「ズームアップ」の視点に切り替わる(サウンドも派手に変化)。
これを、演出上の「スーパー突入」といえなくもないが、ズームアップになったからといって、特に当り易い訳でもなく、普通にハズれる。但し、ズームアップにならないと、絶対に当らない。
なお、当時の京楽は、大当り期待度の高い「スーパーリーチ」と、外れの多い「ノーマルリーチ」を搭載するのがデフォだったが、本機にはそういった類の「激アツスーパーリーチ」がない。
それでも、ズームアップになると、拡大された玉がカップにどんどん近づいて、期待度もアップする。最終的に、カップインに成功すれば、大当りとなる訳だ(ゴルファーがガッツポーズを決めて、「大当りヤッタネ」のメッセージが出現)。
カップインのパターンには、(1)玉がスムーズにカップの中に落ち、中デジも大当り図柄でビタ止まりするものと、(2)カップ手前で一旦止まり、中デジも1コマ手前で外れた後に、再び転がってカップインする(中デジも1コマ進む)「二段階」とがある。二段階は大当り確定。
一方で、ズームアップに切り替わった後、「カップインした」と思ったら、勢い余ってカップの外にポンと飛び出してしまう、悔しいハズレパターンもあった。この場合、中デジは「プラス1コマ」でのハズレとなる。
ここで、本機のリーチで特筆すべき事がある。それは、「111」「555」など、通常の3つ揃いに加えて、7のリーチに関してのみ、「787」、即ち中デジが「プラス1こズレ」でもOKだった…という点だ。当然、7リーチが掛かれば、期待度も倍増する。
しかも、中デジの移行コマ数は、最大「17コマ」。一方、中デジのスタート地点は、リーチ図柄の1コマ手前なので、リーチ後の中デジは、どんなに長くても「1周プラス1コマ」の地点で止まるのだ。つまりは、最大で「1コマプラスハズレ」となる訳だが、7リーチの場合、「787」でも大当りとなる為、中デジが「6」を超えた瞬間に、大当りが確定する(「8」を過ぎる事はない)。なので、「7リーチの6越え」が、ある意味、本機でもっともアツい瞬間といえた。
…まぁ、こんな感じで、液晶の動きを存分に楽しめたから、たとえ収支がトントン程度でも、打ち終わりには十分満足できたのだ。
件の「メトロ」での勝負終わりには、店近くの裏路地沿いにあった小さなラーメン屋「山田屋」で、ただのラーメンを食べるのが定番となっていた。まぁ、あの頃のパチ屋と場末のラーメン屋というのは、見事なまでに雰囲気がマッチしていたな。
さてさて、本日の「日本オープン」の結果が、今から楽しみである。それでは。
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October 20, 2015, 7:08 pm
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October 23, 2015, 7:16 pm
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October 26, 2015, 7:26 pm
現在、Youtubeで、1990年代初頭の東京(首都圏)を個人撮影した動画を多数アップされている、神動画投稿者の「ライル」さん(Mr. Lyle Hiroshi Saxon)。
その貴重な映像を、当ブログをご覧の方々にも拡散すると共に、私なりのレトロパチンコ的な「考察」を加える、「Youtube 90年代動画紹介」のコーナー。
今回は、コチラの動画にスポットを当てる。
https://www.youtube.com/watch?v=xFWfR2xD6uk
(316)
1992年(平成4年)2月、東京・JR小岩駅(南口)の光景を記録した、大変に興味深い映像。
(賞味、20分強)
前半は、駅南口ロータリーと、メインストリートの「フラワーロード」、そして、その先の住宅街が中心。
そして、後半は住宅街から駅方面に折り返し、南口にあるフラワーロード以外の商店街、即ち「サンロード」、「昭和通り」、「中央通り」、「(中央通り)五番街」、さらに「地蔵通り」といった辺りを撮影。
折しも、撮影日は都内に大雪が降った直後。道路は積雪とぬかるみで歩きづらく、気温も大変低かったと思われる。
そんな状況下でも、カメラを片手に、町行く人々や街並みの様子を、精力的に撮って回るライルさん。その行動力と好奇心には、まさに感服の一言。あらためて、ライルさんに感謝である。
ところで、この動画には、とりわけ私のレトロな「ツボ」を突く、一連のシーンがある。
それが、動画後半の11:00辺りから続く、駅前商店街の各通りを捉えた場面だ。
五番街と昭和通りがクロスする交差点から始まり、昭和通りを駅前ロータリー方向に歩く。ロータリーに戻ると、今度はサンロード商店街に入り、中央通りや五番街とぶつかる角地に出る。その交差点を左に折れ、中央通りをJRガード手前まで歩くと、今度は細い地蔵通りに入る…。
動画を見る限り、ライルさんのとったルートは、大体こんな感じである。
で、映像を注意深く見ると、小岩駅南口で当時営業中だったパチ屋・スロ屋(建物やネオン)が、チラチラッと映り込んでいるのだ(特に、サンロードが映る14:09以降)。
90年代のパチンコシーンを回顧する当ブログとして、これほど貴重な映像資料はない。
一応、今回も何処にどのホールが映っているか、簡単にまとめた。何かのご参考に。
(パチ屋以外の情報も、ほんの少し入れた)。
A(14:09~14:46)
ライルさん、サンロードを歩く
・14:11⇒画面左上、「パチンコ」の赤いネオンは「パーラー今津屋」(現「アカデミー小岩」)
B(14:47~17:44)
サンロード、中央通り、五番街が交わる「大忠青果」の角地を起点に、各通りを撮影
・15:54⇒風俗店「ヘルス中央」隣にあった、ゲームセンター「フジ」(5年前クローズ)
(「ヘルス中央」のネオン⇒15:32)
・17:09⇒画面中央やや右に、「パチスロハッピー」(閉店)のビル看板(!!)。92年当時、小岩駅南口にこんなスロ屋があった事が判明しただけでも、大きな収穫だ。手持ちの資料や文献を見ても、ネットの諸情報でも、小岩「ハッピー」に関するものは皆無である(貴重)。
映像から察するに、「ハッピー」の位置はサンロード沿い、「田中不動産」(南小岩8-11-10)のビル付近。
・17:19⇒画面右上、中央通り沿いのパチンコ店「中央会館」(閉店)のネオンと入口。
・17:34⇒中央会館はす向いの角地、パチスロ「ジャンジャン」(閉店)が入った雑居ビルを、ライルさんが興味深げに撮影(現在、ラーメン「無尽蔵」などが入るビル)。当時は、1F、2Fがジャンジャン(緑色のネオン)で、3Fがクラブ「ピカソ」、4Fがパブクラブ「レインボー」、5Fが「リーチ麻雀チョンボ」。また、スロ屋の看板をよく見ると、「ジャンジャン」ではなく「ジァンジァン」の表記であることが判る。
C(17:45~18:50)
パチスロ「ジァンジァン」(ジャンジャン)と、向いの回転寿司「すし丸」(閉店)の間を左折して、地蔵通り(裏路地)の場末チックなシーンを撮影。
・17:50⇒画面右上、「パチンコ」の赤い看板は、地蔵通り沿いのパチ屋「東京会館」(閉店)
・17:55⇒画面左、「パーラー今津屋」地蔵通り側の入口。三共のハネモノチックな音。
(位置的には、地蔵通りを挟んで、東京会館のはす向かいが今津屋)
・18:02⇒画面左、「パチンコ」の赤い看板と入口は、やはり「東京会館」。「パーパラッパ、パッパッパー」と、大当りを知らせるミュージックホーン(スタートホーン)の音。
・18:20⇒画面奥、「IMAZUYA」(今津屋)の看板ロゴ。もちろん、地蔵通り側の入口。
・18:30⇒立ち食いそば「浜家」の青い暖簾
・18:45⇒画面左、個室ビデオ「ドリーム」の古いたたずまいと、赤いネオン
(「30分1000円、一人専用、2F」の文言に、哀愁が漂う…)
D(18:51~) ロータリー、駅ビルショッピングセンター「POPO(ポポ)」、南口路地、フラワーロード(再)、小岩駅構内
・19:53⇒大坪ガラス店の隣にあった、パチスロ「アトラス」(閉店)の看板
・20:05⇒画面奥、パチンコ「008」(おおのや)のビル屋上看板
・20:32⇒マック2Fで、子供達の無邪気な笑顔を撮影
個人的には、昭和チックな場末感に溢れ、それでいて活気も感じる「地蔵通り」を映した「17:46~18:50」辺りが、特に「グッと」くる。さてさて、皆さんは如何だろうか…。
★参考地図
![]()
A:パーラー今津屋 B:パチスロハッピー
C:パチンコ中央会館 D:パチスロジァンジァン(ジャンジャン)
E:パチンコ東京会館 F:パチスロアトラス G:パチンコ008(おおのや)
X:大忠青果 Y:ゲームセンターフジ(現:ドンキホーテ・ピカソ)
※その他、南口のパチ屋には「シスコ」も存在。一方、北口界隈では、「ビッグスター(スロ)」、「プラザ」、「ウェルカム」、「ぱろま」、「タカラブネ」、「ヒット」などが営業。
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October 29, 2015, 7:47 pm
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November 1, 2015, 9:00 pm
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November 4, 2015, 10:33 pm
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November 8, 2015, 3:21 am
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November 11, 2015, 6:26 am
Youtube 90年代動画紹介(17)
ご存知、神動画投稿者・ライルさん(Mr.Lyle Hiroshi Saxon)の90年代動画を紹介するコーナー。今回は、コチラの映像をピックアップ。
https://www.youtube.com/watch?v=0g9wEUMzl8c
(211)
1991年(平成3年)3月、京成押上線・京成立石駅(東京・葛飾区)界隈の商店街を記録した、レア動画である。以下の補足情報もご参考に…。
(0:00~0:33)
真っ赤なボディーに白の一本線、通称「赤電」を下車。京成立石駅ホームに降りたライルさん。階段を上って有人改札を抜けた後、階段を下りて南口に出る。
(0:34~1:56)
南口踏切前、「立石駅通り商店街」と呼ばれる駅前アーケード。踏切待ちの人々や、ホームに入線する電車を撮った後、アーケードに入る。すぐ左手に「ロッテリア」のネオン(後に「マクドナルド」→現「キャンドゥー」)。通り沿いを撮影しながら進むと、アーケード内のパチ屋「パーラーフジ」(現・ガイア立石店)のネオン(1:40)。
(1:57~3:16)
駅通り商店街の横道から、隣の「立石仲見世(商店街)」に入る。時刻は午後8時前、多くの店がシャッターを下ろし、翌日の開店に備える。閑散とした中に、独特の「味」がある。
(3:17~4:16)
イトーヨーカドー立石店。ポッカの瓶ジュース「ちびまる子ちゃん」(オレンジ100%、アップル&ピーチ100%)を接写(3:33)。
(4:17~5:32)
ヨーカドーを出て、店脇の「中央通り」や線路沿いを撮影。地下道を通って北口に出るが、すぐ南口に引き返す。そのまま中央通りに入り、通り沿いや脇道を撮影。
(5:33~5:44)
中央通りを抜けて、広い奥戸街道に出る。道路の反対側には、パチンコ店「パルコ2」(後に「ニューパルコ2」→「遊劇場 立石店」→閉店)のネオン(5:34)。パチ屋の向かいには、「東海銀行」(現・三菱東京UFJ銀行)の看板。
(5:45~6:34)
奥戸街道から立石仲見世に入る。仲見世沿いの模型店(プラモデル屋)「ひまわり」(閉店)の入口・店内が映る(6:12~6:20)。
(6:35~6:49)
仲見世から駅通り商店街に出ると、踏切を通過する京成線を撮影。
(6:50~8:05)
駅通り商店街の角(現「ゲオ立石」)を入った、路地沿いのゲームセンター「立石ゲームランド」(閉店、現「中華料理 海華」)店内。当時の人気アーケードゲーム、「ストリートファイターII」のプレイ風景など。
(8:06~8:10)
極めて短い場面だが、以前、京成立石駅の南口にあったアミューズメントビル「ミリオンビル」1Fのパチ屋「ミリオン」(閉店)が映る。ドリームXのデジタル音に、暇そうなカウンター係の姿。ミリオンビルはパチ屋の他に、映画館(立石ミリオンプラザ、立石ミリオン座)や、ボウリング場(ミリオンボウル)なども入っていた。ほんの一瞬、「立石ミリオン」のピンク映画(成人映画)のポスターも見える(8:10、上映は「ふるさと創性論 季実子の玉おこし(松坂季実子)」)。ビルは既に取り壊されており、現在は「ライオンズステーションプラザ立石」。
(8:11~8:39)
南口の線路沿い。傘屋、「質屋、岩井」の看板、「ミリオンボウル」の看板(8:20、「カラオケボックス 1曲百円 ミリオンボウル」)。
(8:40~8:58)
西側の踏切(諏訪神社前)から、ホーム方面を撮影。踏切を渡って、北口の線路沿いを歩く。日商不動産(現存)の物件案内に見入る男性(8:54)。
(8:58~11:10)
日商不動産の脇から、飲み屋街「呑んべ横丁」に入る。「モア、お静、スナックビッグ、さくら、若味、みき、波、赤と黒、宏、しらかわ、みちのく、ぼんち、すみ子、姫、龍」といった飲み屋の脇を通過する。
(11:11~11:27)
呑んべ横丁を出て、北口の線路沿いから踏切前の立石駅通り商店街。今度は北口なので、アーケードは無い(踏切の向こうに、南口側のアーケードが映る)。左手に大林酒店(11:16)が見えた後、画面右上にパチンコ店「セブンスター」(閉店、現「ハイテクランドセガ立石」)の赤いネオン(11:21)。セブンスター入口には、「大開放中」と書かれた回転看板。
(11:28~12:07)
ライルさん、駅通り商店街・北口の「ドトールコーヒー」(現存)でコーヒーブレイク。
(12:08~12:41)
ドトールを出ると、再びパチ屋「セブンスター」のネオンが。ドトール裏の路地を入ったパチ屋「プラザ」(現存)のネオン(12:15)と、プラザの古めかしい小窓式の換金所(12:34)も映る。プラザの路地を出た角には、「無煙焼肉 東京園」(焼肉屋)黄色いネオン(現「サンローズ」)。
(12:42~ラスト)
再び、北口の地下道に出て、駅北口の階段を上って構内に。110円の切符を買い、改札を通ってホームへ。中央通りを撮影後、赤電(三崎口行)が反対ホームに入線。ライルさんのホームには、クリーム色に赤い線の電車が到着。そのまま乗り込んで発車して、映像終了。
~パチンコ店の情報まとめ~
・パーラーフジ(1:40)
・パルコ2(5:34)
・ミリオン(8:06)
・セブンスター(11:21)
・プラザ(12:15)
・プラザ換金所(12:34)
※「セブンスター」跡地(「ハイテクランドセガ立石」)の現状をストリートビューで確認中、裏手のバス通り(居酒屋「江戸っ子」と「ビッククリーニング」の間)から建物を見た画像の中に、面白いものを発見した。
(C)Google
「1Fパチンコ 2Fサウナ」と書かれた、屋上看板。「セブンスター」営業時からあるものだろう。かなり年季が入っている。思わず「パチンコ世界遺産」に認定したくなる、味わい深い看板だ。
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